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全国主要書店で開催中! 朝日文庫「グランドフェア2024」ラインナップを紹介します

 5月中旬より順次、全国の主要書店にて朝日文庫の「グランドフェア2024」が開催されます。朝日文庫の人気作を書店店頭で展開いただきます。とくに今回ピックアップしたベストセラー全8作を紹介します。「心ふるえる瞬間をこの一冊で。選りすぐりの、知性とエンタメ。」と記されたエメラルドグリーンの共通帯がフェアの目印です。店頭でぜひお手に取ってみてください。
※紹介は著者名の50音順です。

朝井リョウ『スター』

新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した尚吾と紘。二人は大学卒業後、名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。受賞歴、再生回数、完成度、受け手の反応──プロとアマチュアの境界線なき今、世界を測る物差しを探る傑作長編。

伊坂幸太郎『ガソリン生活』

聡明な弟・亨とのんきな兄・良男のでこぼこ兄弟がドライブ中に乗せたある女優が、翌日急死! 一家はさらなる謎に巻き込まれ…!? 車同士が楽しくおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる仲良し家族の冒険譚! 愛すべきオフビート長編ミステリー。

今村夏子『星の子』

林ちひろは中学3年生。病弱だった娘を救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込み、その信仰が家族の形をゆがめていく。野間文芸新人賞を受賞し、芥川賞や本屋大賞にもノミネートされた、累計部数20万部を超える不朽の名作。巻末には作家・小川洋子さんとの対談を収録。

重松清『ひこばえ 上』

小学校2年生の時に別れたきりの父が亡くなった。報せを受けた長谷川洋一郎は、48年間の空白を胸に、父の人生に向き合おうとする。父は、死の直前に「自分史」を書こうと思い立っていたらしい。なぜ? そして、誰に読ませたかったのか。著者の大ベスセラー『とんび』『流星ワゴン』に連なる、家族の物語。10万部突破。

西加奈子『ふくわらい』

書籍編集者の鳴木戸定。彼女は幼い頃、紀行作家の父と行った旅先で特異な体験をする。不器用に生きる定はある日、自分を取り巻く世界の素晴らしさに気づき、溢れ出す熱い思いを止めることができなかった。第1回河合隼雄物語賞受賞作。

葉室 麟『柚子ゆずの花咲く』

少年時代に村塾の恩師から薫陶を受けた筒井恭平は、師が隣藩で殺害された事実を知り、真実を突き止めるため命懸けで隣藩に潜入を試みるが──。人を愛するとはどういうことか、人生を切り拓くための教育とは何かを問う、感動の長編時代小説。

本多勝一『<新版>日本語の作文技術』

「目的はただひとつ、読む側にとってわかりやすい文章をかくこと、これだけである」。修飾の順序、句読点のうちかた、助詞のつかい方など、ちゃんとした日本語を書くためには技術がいる。発売以来読み継がれてきた文章術のロングセラーを、文字を大きく読みやすくした新版。

柚木麻子『マジカルグランマ』

正子は75歳の元女優。CMで再デビューを果たし、順風満帆かと思いきや、ある出来事で事務所を解雇され、急きょ、お金が必要な状況に。周りを巻き込み逆境を跳ね返す生き方はマジカルグランマ(理想のおばあちゃん)像をぶち壊す! 第161回直木賞候補作。

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