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つくればつくるだけ載せたくなるとっておきの1枚

きょうもパンダ日和 気ままに編集後記(1)

 こんにちは。パンダ編集班です。
 なんと、この度、オリジナルのマガジン「きょうもパンダ日和」を創刊することができました!!

 パンダ編集班あるあるなのですが、このマガジンもまずはチャレンジ、細かいことは走りながら考えるというパターンでスタートを切りました。

 何を書こうかなあと、今さら思案している次第です。

 最近のパンダ編集班のビッグニュースといえば、新刊『パンダが日本にやってきた!』の発売です。

日本パンダ保護協会監修『来日50周年メモリアル パンダが日本にやってきた!』(朝日新聞出版)
2022年10月20日(木)発売の
『来日50周年メモリアル パンダが日本にやってきた!』
(朝日新聞出版)

 ということで、こちらのマガジンではしばらく編集後記のようなものを思いつくままに書くことにしました。みなさんに興味を持っていただけるといいなあ。

 さて、初回のテーマは写真のセレクトです。

 パンダの本は、写真集でもエッセイ本でもビジュアルが命! かわいくて癒される魅力的なパンダの写真には、たった1枚でも、手元に置いて何度も眺めたくなってしまう心をつかんで離さない力がありますよね。

 とても大切な写真セレクトの作業。『パンダが日本にやってきた!』の場合は、まずはパンダ編集班で類似カットもまじえてセレクトし、次にデザイナーのBOOTLEGさんへバトンタッチ。デザインをしていただきながら選んでもらいました。

 できあがったレイアウトを編集班が拝見して、ページの意味合い的にはこっちの写真の方がいいかなという場合は入れ替えたり差し替えたりして、それを受けてBOOTLEGさんがデザインをさらにブラッシュアップして……といった作業を繰り返して誌面ができていきました。

 みなさんは、どの写真が一番お好きでしょうか?

 パンダ編集班的にとくに思い入れのある1枚はやはりカバーで使用しているシャンシャン&シンシンです。

 パンダ編集班は過去に2冊、シャンシャンの写真集を発売してきました。この写真は、既刊本2冊と新刊の『パンダが日本にやってきた!』、あわせて3冊すべてに掲載。しかもカバーになるのも2度目です、苦笑。ごめんなさい。

 ほかに候補の写真があっても、やっぱりこの写真が使いたくて戻ってきてしまうのです。本の構成やサイズ、デザインや印刷する紙が異なると、写真が果たす意味合いや見え方も変わってくるので、どうかお許しいただけたらと祈りながらセレクトしています。

 ほかにもプレゼントされたばかりのハンモックでひっくり返って遊ぶシャンシャン、水風呂に浸かって至福の表情を浮かべるコウコウ……、大好きな写真は何回目の登場であっても、50周年のメモリアル本であるこの本でも使うことにしました。

 水につかる王子動物園のコウコウの写真は10年以上前の写真データだったので、ここまで大きく引き伸ばしてしまうと、粗っぽく見えないか心配でしたが、印刷所の方たちの努力でみごとに補正されました!

 気持ちよさそうに目をつぶるコウコウの表情がたまりません。見ていて温泉に行きたくなります。

『パンダが日本にやってきた!』に収録した写真はどれもとても気に入っていますが、カンカンとランランが初披露されたときの1枚は、目にするといつも口元がゆるみます。

 たくさんの報道陣を前にお尻をむけて顔を見せてくれないランランを、「こまったもんだなあ」っとでもいうふうに(もしくは心配そうに?)係員の方がのぞき込んでいる姿がほほえましいです。

 パンダは動いている姿も愛らしいので動画で見るのも楽しいですが、写真には眺めながらそのときのシーンを想像するという味わい方も。1枚の写真からどんどんストーリーを広げていっていただけたらうれしいです。


みんなにも読んでほしいですか?

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