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VRoidと共に歩んだ2020年を振り返る

 文章の書き出しって迷いますよね。なのでとりあえずこうやって語り掛けて勢いで書き出しました。

 2020年は私自身にとってかなり大きく変わった1年となりました。なので、忘れないうちに記録として残したいと思いこの記事を書いています。あと以前からnoteを書いてみたい気持ちもあり、実際にnote書いている方々を見て影響されたのもあり。そんな感じです。

 noteならいくら自分語りしても許されるからな。覚悟しろ。

2019年4月頃 青空フミさんの存在を知る

 2020年を振り返ると言っておきながらいきなり2019年ですが、彼女との出会いが無ければVRoidについて知ることも無かったのでこの出来事は外せないかな、と。この時は凄いことをやっている人がいるもんだな~ぐらいの認識でした。しかしながら丁度自分自身がオシャレを楽しみ始めてた時期なのもあり、バーチャルの分野でリアルに近い楽しみの活動をされている方?絶対好きだわ……の気持ちで即刻フォロバして写真を漁っていました。

 この時は自分も似たような活動をしていくとは夢にも思っていません。人生における壮大な伏線。

2020年1月頃? 藤林檎さんをフォローする

 すみませんちょっとこれに関しては具体的な時期が分からない。遡った感じ2020年の自分の誕生日ツイ(2月上旬)にいいねしてくださってたのでその頃にはフォローしていたと思われる。

 青空フミさんのRTでちょこちょこ存在を視認していたので思い切ってフォローした感じですね。お写真の雰囲気が自分が求めていた『バーチャル×リアル』のイメージとかなり近く、勝手に共感を覚えたからです。自分が見たい、もしくはやってみたい活動を体現しているかのようでした。この時から遠い存在だったVRoidそのものに少し興味が湧いてきます。

 この時は言葉を掛ける勇気もなく、ただいいねを飛ばすだけの存在でした。藤林檎さんの3月のチェキ販売を切っ掛けに、直接言葉を届けて応援するタイプのオタクと化していきます。

 今振り返ると、ここで意を決してフォローしたことで多くの出会いや活動に繋がり今の自分が在るので、よくやったと過去の自分を褒め称えたい。人生の選択肢に正解した。本当にこの1年は藤林檎さんを中心に広がっていったものばかりです。

 それに今となっては藤林檎さんは『ミスiD2021』のファイナリストまで残るほどの目まぐるしい活躍をしています。先見の明ありすぎ(唐突な古参アピ) 無事受賞できると良いな……。

2020年4月 渡辺秋穂さんの衣装に出会う

 渡辺秋穂さん製作のこちらの衣装がTwitterのタイムラインに流れてきました。完全に一目惚れです。ここで「自分自身が」VRoidでファッションを楽しみたいと強い欲が湧いて仕方がなかった。VRoidは難しそうという印象もあり、二の足を踏みながらも頭から離れない日々を過ごしました。

2020年5月23日 自身のVRoidを作成する

 そしてとうとうVRoidによる「なりたい自分」が生誕しました。

 この頃から既に編み込み。「やりたいけど髪質や髪の長さ的に不可能」「世間の目も気になる」「というか職業的にダメ」など色々な障害を全てクリアーした上で楽しめるのがバーチャルの世界だったので、絶対この髪型にしようと強い意志を持っていました。かなりの低クオリティではありますが、少なからず表現したい形を表現出来てかなりテンションが上がってました。

 また、VRoid姿にもインターネット上の自分のどちらにも一貫して掲げている裏コンセプトとして「男女どちらとも取れる」というのがあります。というのもネット上における趣味活動において男だとか女だとか色眼鏡で見られたくないからです。あと性別で仲良くする相手を選り好みしてるとかも思われたくないし。いやまあ、実際に他の方にそう受け取ってもらえる自信は無いというか、普通に「性別こっちでしょ」と思われてそうですが。別にひた隠しにもしてないですしね。男です。

 閑話休題。

 1ヶ月ほど二の足を踏んでいたにも関わらず手を出すことが出来たのは、下記の記事のおかげです。

 水井軒間先生ですが、自分がバーチャルの分野に触れるずっと前からファンでTwitterをフォローしていました。軒間先生にこのような記事を出していただけた時、全ての点と点が繋がったような感覚になったのを覚えています。

 髪の毛のパラメータなど細部の数値も全て説明していただけるので、記事に従って進めていけば間違いなく写真通りの可愛いVRoidが作れるというのは、私にとって凄い背中を押されました。天恵と言っても過言ではありません。タイミングも凄いですよね、自分が悩んでる時期に図ったように記事を書いていただけたので。

 この記事ではなく他の方の講座記事などを見て手を出していても、結局自分の中で納得のいく可愛い姿にならず挫折していたと思います(他の方の記事が劣っているとかそういうつもりではありません。あくまで私が力量にそぐわず理想が高すぎるという話です)

 かくして、青空フミさん・藤林檎さん・渡辺秋穂さん・水井軒間先生の4人に影響されまくることでVRoidの世界に踏み入ることとなりました。

 例えば、フミさんに出会えていなければVRoidを知らなかったかもしれないし、藤林檎さんに出会えていなければ自分のやりたい活動とVRoidが繋がっていなかったかもしれない。秋穂さんに出会えていなければVRoidで「自分がしたい」ファッションは無かったかもしれないし、軒間先生の記事が無ければ頓挫していたかもしれない。

 本当に、この4人の方々の内誰か1人でも出会えていなければ、今の自分はいないと断言できます。巨大感情の4乗。

2020年8月9日 藤林檎さんのバーチャルチェキ会に参加する

 VRoid姿生誕後、最も大きな転機がこことなります(まだ薔薇柄T着てるな……)

 バーチャル姿でイベント現地に赴く、というのはこれが初だったかな。バーチャル姿で行動するというのは、実はambrに数日だけ行ったのですがあまり定着はせず……。とても楽しかったのですが、いかんせん部屋に入るという心理的ハードルが高かった。とはいえ運良く素晴らしい方々とも何人か繋がれましたが。

 閑話休題。

 本イベントで初めて『cluster』という媒体を知り触れたのですが、スマホで出来るというのが本当に強い。ノートPCぐらいしか持ってなかった自分はスマホclusterに本当に助けられた1年でした。clusterのおかげで好機を逃さずに済みました。というか、限りなく誰でも平等に参加できるようにclusterという媒体を選んでくださった藤林檎さんに本当感謝です。

 下記はその際に撮っていただいたチェキ。

2020年8月16日 VRoidのお話まったりしよう会に参加する

 実は上記のイベント後参加者の方々でアフタートークをしていたのですが、その際に参加者の内の1人『きんとと』さんに誘っていただき、『VRoidのお話まったりしよう会』の発足に立ち会うこととなりました。

 記念すべき第一回に参加することが出来たのは、本当に誇りであると共に錚々たるメンツを見ると何故自分が? の戸惑いも正直隠せません。なんせ自分がVRoidを始めるキッカケとなった渡辺秋穂さんも居ますからね……言葉を交わした時は感動しました。マジで。

 この会がなければ「他人と仲良くする」というのが自分にとって縁が無いままでした。ここを転機に「推しへの応援」という形以外のコミュニケーションを取ることが出来るようになっていきました。この時のメンバーは今でも仲良くしていただいてます、本当にありがとうございます。1人ひとり名指しで長文を書き連ねることが出来るぐらい好きな方々ですが、今回は一先ず置いておく。今回は。

 この日を契機に「やはり自分でも衣装を作りたい」と強く思いました。元々VRoidで着たいけど作られていない洋服もあり、この会に強く刺激を受けた形になります。

2020年8月22日 初めてのVRoid衣装製作

 今見ると目を背けたい部分も多くある出来ですが、なんとか衣装を完成まで漕ぎ着けました。

 この時は夏だったこともあり、リアルでも愛用していたオープンカラーシャツを作った。自身のVRoidのコンセプトは「なりたい自分」なので、リアルに寄せていくことが何よりの自己表現になりました。

 ゼブラ柄に関しては、好きな映画の主人公の影響です。というかVRoidにおける姿やファッションなどはモロにある映画の影響を受けまくりです。最早映画に出てくる人物の真似しかしていないレベル。恥ずかしいですね。オリジナリティ溢れてますみたいな面しやがって……。

2020年9月6日 藤林檎さん主催『VRoid私服紹介会』に参加

 この辺から本格的に「バーチャルファッションとは」といった旨を考え出してコーデに本腰を入れてきます。また、このイベントでも素敵な方々と更に繋がっていくことができました。ちなみに緊張し過ぎて喋りがド下手くそだったのが本当に辛い。

2020年10月5日 初めての他人とツーショット写真撮影

 そして初めてチェキ会などの名目無しで他人とツーショットを撮りました。KurahAさんとはこれを機に仲良くしていただいてて、この頃から始まりVRChatなど今でもお世話になりっぱなしです。とてもダイナミックな構図やポーズでお写真を撮られる方なので本当にカッコいいです、一度見てほしい。

 この出来事も私の中でかなり大きく、彼女に会った後で写真の幅がかなり広がりました。彼女と出会えていなければもっとつまらないポーズの写真しか撮れていなかったはず。

 ここで他人と写真を撮るという経験が積めたのは大きかったです。本当にありがとうございました。

2020年10月19日 渡辺秋穂さんとツーショット

 ワガママを言って渡辺秋穂さんに一緒にお写真を撮っていただきました。この頃には秋穂さんとお話させていただく機会も多く、この件を承諾していただけたのはとても嬉しかったです。迷惑ではないかと内心ヒヤヒヤでしたが……。

 このお写真を撮っていただけたことで、VRoidでの生き方について精神的な面で一区切りが付いたように思います。

2020年12月1日 VRChatを始める

 いよいよゲーミングPCの購入に踏み切って憧れだったVRChatを始めることが出来ました。ちなみに踏み切れた理由はバーチャルでDJをやられているバーチャル某、毒牙ネヲンさんがVRChat上でDJをされるからです。イベント告知されてから即購入したので間に合った。いつだって推しは新しい世界へと連れてってくれる。

 ゴリゴリのDJをやられていて、YouTubeでは音ゲーのプレイ動画やVRChat上で撮影された動画なども上げられています。毒牙ネヲンは良いぞ……私はInstagramで出会いましたが。

 その後無事VRoid姿をアップロードすることができました。

2020年12月20日 VRoidSTYLEに掲載&VRoidFFに参加

 VRoid公式が発行している「VRoidSTYLE」vol.2にて、読者投稿コーナーのコーデ部門にて下記の自分のコーデを掲載させていただきました。

 やはり投稿するということもあり、いつも以上に考えて写真を撮ったので素直に嬉しい。それと好きなショップのお洋服をふんだんに使ったコーデだったので更に喜んだ。

 そして同日、こちらは有志達による企画『VRoidFF』にも参加させていただきました。多くのショップが参加しており本当に凄まじい豪華さとなっております。当ショップからは2アイテム出品。

 このVRoidSTYLE掲載とVRoidFF参加の2つを経て、「VRoidで遊んでいる」から「VRoidで活動している」に変わっているという自覚を得ました。来年はその辺も踏まえて活動を考えていきたいですね。何より好きな方々に置いて行かれたくない。

2020年12月21日 水井軒間先生にアイコンを描いていただく

 水井軒間先生がskebで5件だけ依頼を募集されていたので、思い切って依頼しました。元々自分のイラストを誰かに依頼したいなと考えていた時期であり、またしてもめちゃくちゃ良いタイミングだった訳です。ちなみに依頼したいな~と考え出してたのは藤林檎さんがskebで色々と依頼しているのを見たからです。また推しに影響されてる……。

 フミさんや藤林檎さんはバーチャルチェキ会。秋穂さんはツーショット撮影。そして水井軒間先生はskeb依頼。かくして、自分がVRoidを始めるキッカケとなった4人全員となんらかの形でVRoid姿で触れ合えたことになるんですよね。1年のまとめとして完璧すぎる流れ。本当にいくら感謝を伝えても伝えきれません。

その他

 上記以外にも間で色々と楽しまさせてもらいました。

 バーチャルチェキ会に参加したり、

第二回VRoidのお話まったりしよう会に参加したり、

藤林檎さんの新メイクお披露目会に参加したり、

雑誌企画に参加させていただいたり、

めちゃくちゃ豪華な企画に参戦したり、

めちゃくちゃ素敵なイラストを描いていただけたり(スマホのホーム画面に設定して未だに眺めている)、

第三回VRoidのお話まったりしよう会にもしれっと参加したり、

本当にありがとうございました。

まとめ

 大体このツイートに集約してます。とにかく素晴らしいフォロワーと出会えて今はめちゃくちゃ楽しいです。こんなに趣味を他人と共有しながら楽しめる日が来るなんて思ってもいなかった。上げた写真はもちろん、何気ないツイートにも反応が来る度に感動で打ち震えてます。割と誇張抜きで。

 また、素晴らしいVRoid衣装製作者の方々にフォローを返していただけたり、逆に向こうからフォローしてくださったりというのも増えてきてその度に腰を抜かしています。調子に乗ると他人との距離感間違えたりと、とにかく迷惑しか掛けないのでその辺は謙虚に生きていきたい。卑屈すぎないレベルで。

 振り返ってもらうと分かるように、推しに出会えたから今の自分が在ります。きっと数多の推しに出会えていなかったら、未だに何も変わらず1人燻っていたのは目に見えている。推しに生かされている。


 最後に2020年1月1日に呟いていた抱負を残しておきます。

 泣いた。

 よいお年を。

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