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もしも願いが叶うなら

もしもひとつだけ、どんな願いでも叶うとしたら。
誰しもが一度は想像するのではないでしょうか。

昔の私は

「宝くじで3億円当てる」で決まりでした。
なんの迷いもありません。
お金で買えないものはたくさんありますが
お金で解決できることもたくさんあります。

今の私は

「猫の舌になりたい」です。
猫たちと過ごしていると、
あ、今、私が舐めるタイミングだ
と思うことが多々あります。
ところが私の舌はザラザラしていないし、
舐めたところで自分も相手も気持ち良くはないでしょう。
悔しい、ごめんね、舐めてあげられなくて

愛情表現が物足りない

私がどれだけ猫たちを愛しているか、言葉や行動で精一杯伝えているつもりですが、まだまだ足りないのです。
伝えきれていない。
もっともっと伝えたい。
撫でたり、おしりをトントンしたり、できることはしていますが、物足りないのです。
私が猫の舌を持っていたら、毎日舐めて舐めて舐め倒せるのに。

幸せのグルーミングタイム

多頭飼いで幸せを感じる瞬間1位は、猫たちが互いにグルーミングし合っているときだと思います。(※個人の見解です)
1匹ではできないし、2匹飼って良かったと心から思う瞬間です。
そしてこの時ばかりは、人間は入っていけない。
私が、猫の舌を持っていたら。
妄想することしかできません。

今と昔の違い

宝くじも猫の舌も、本人は大真面目です。
働かずに生活ができたら
せめて借金の返済が終われば
お金のことばかり考えていた昔
お金だけは裏切らないと信じていた昔
そんなころがありました。
宝くじが当たったとして
働かなくても生活ができるとして
四六時中、猫たちと過ごすだけの日々は楽園でしょう。
それでも、お金で猫の舌は手に入れることはできません。
だから私は猫の舌が欲しいのです。



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