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抑うつ日記

こんにちは。朝霧です。
今回はただただ落ち込んでいる状態の自分の思考を言語化し、整理したかっただけ…という誰得なのか謎すぎる記事です。閲覧注意です。途中までほぼひたすら病んでいるだけです。





絶賛抑うつ状態である。
過去の嫌だったことがひたすら思い出されて辛い。しかも悪いのは自分側。最悪だ。
悪いというか、自分の価値観と周囲の価値観が衝突した結果そうなったのだが、周囲の価値観は社会一般に通ずる価値観であり、それを打ち倒すことも適応できないのも、どのみち自分の力不足。つまり自分が悪い。社会不適合すぎる。
こういう風に考えることで、暗に自分のまともさを少しは確かめようとする思考回路も嫌だ。キモい。自意識強くてキモい。
なんかもう昼に食べた紺のきつねそばが可哀想になってきた。小麦やなんかが哀れすぎる。なぜ私なんかに食べられてしまったのか。犠牲になった命と生産に関わった人たちに申し訳ない。身に余る栄養を摂取してしまった。せめて何も食べなきゃよかった。何も生産的な作業のエネルギーとして活用できてない。無駄すぎる。
曇りが拭えないレンズをのぞいてるみたいだ。そんなんじゃ正確な世界を捉えられるわけない。ぼやけたレンズには飛び抜けて醜悪なものばかり目立って見える。きっと私の心は生き辛さと醜さで曇ってしまった。辛い。
こういう病んだ心の内もnoteやなんかに書いてみるか?そう考え始めると少し楽になってきた。キモい。文章にまとめて人様に少しでも読んでもらってスッキリするという、その思考がキモい。自分で片付けなさい。無理だった。豆腐メンタルだから。どうせなら落ちるところまで落ち抜けばいいものを。ギリギリ形を保つ程度に強いのが憎い。キモい。


こういう時、最終的に頭に浮かんでくるある思い出がある。
私が小学生の時のことだった。当時の友達からこんな話を聞いた。
「お姉ちゃんの友達に、よくうちに来て一緒に遊ぶ人がいるんだけど、親御さんが通勤中に朝霧を見かけてるみたいだよ〜。朝霧がスキップしながら登校してる日はいいことが起こるから、毎日楽しみにしてるんだって!」
なんと、スキップしながら登校することもあるアホな当時の私の姿を、一種のジンクスとして捉えていた人がいるらしい。
それを聞いた当時の私は照れた。

それだけの記憶だ。
だが今でも憶えている。
数年前にもっと辛かった時期にも、思い出した。
そうか。
私なんかでも誰かのささやかな楽しみになれていた時があったのか。
こんな私でも、誰かのささいな救いになっていた時があったのか。
泣いた。それ以来、未だに辛い時にはよく想起する記憶だ。縋りつくように。

今の時代だと、毎朝登校中の小学生を眺めている、なんてあまり口にできないのだろうか。それがどうなのか私にはわからない。ただ、ちょっと世知辛い部分に目が行きがちな自分を発見して、また、自分キモいな、と思うだけだ。




泥の底の蓮

ここまで読んでくださった奇特な方のために、このエピソードからほんの僅かでも一般化される訓示を記すとしたら、人はどこで誰の救いになっているかわからない、ということだろう。
時の流れとともに、当時の友達とも疎遠になっているし、ましてやその姉の友達の親などもはや赤の他人だ。この字面だけ見るともはや都市伝説の伝播する過程のようですらある。ただのうわさの登場人物のようだ。実際、私自身は当のご本人と直接会ってもいないのだし。
だが私の記憶が確かなら、人づてとはいえこれは本当の話であり、私はその記憶に救われている。
か細い美しさに救われている。

これを読んでいる中に、自分は孤独で無価値な人間だという辛さに苛まれている人はいるだろうか。
だとしたら、そんなことはないと言いたい。人はいつどこで誰の救いになっているかわからない。人には真の孤独はありえない。生きている以上、人から生まれ、人と関わって生きてきたはずだ。
それはもしかしたら道端ですれ違っただけかもしれない。客と店員として数秒話しただけかもしれない。
だけどその一瞬を心の支えにする人がいるかもしれない。
救われた誰かがいるかもしれない。
あなたが今、いかにどん底に独りぼっちで惨めであろうとも、生きてきた過程はきっと無価値じゃなかった。

こんな人生でこんな世界だけど、それでも時に泣きたくなるくらいどうしようもなく美しいものを見つける。
自分も誰かにとっての美しさなのだと信じてもいいかも、なんて思うぐらいには。
きっとあなたも。



おまけ

何だかんだで吐き出したらやっぱりスッキリした。
ここまで目を通してくれた方、ありがとうございます。
あなたのその行動は、閲覧数として可視化され、また私の救いの一つになってくれます。

今日は紺のきつねそばを食べたけど、同じそばなら緑のたぬきの方が個人的に好き。
かき揚げ好き。

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