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俳句の時間 2022.02.05

一夜明けたら北窓にちびっ子氷柱ができていた。他の建物も、北側と、大通りに近い西側にできていた。これから何日か降れば、もっと育つかも。

我が家で和菓子といえばここ、という店に、桜餅と鶯餅の貼り紙があったことを母が見つけて、買い物の途中で立ち寄った。貼り紙がなかったが、花びら餅もあって、そういえば旧暦の正月だったと思い当たる。

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こんなに美味しい季語が押し寄せてきたので、口中春真っ盛り。でもさすがに口腔ph値が上がりすぎた気がして、キシリトールガムを噛み噛み俳句を考えた。

生ぬるきガム釣堀の冬帽子 要

実際に釣堀に行ったのは夏だったけど、素人がろくな餌も用意せずにトライしたのがいけなかったのだろうか。隣の人が何匹か鯛を釣り上げている間に、我々は何度投げても毒があると言われた魚、それもおんなじやつが何度もかかるばかりで、捕まえては放し捕まえては放ししているうちに、子どもたちもすっかり飽き飽きしていた。あとで調べたらゴンズイとかギギとかいうナマズの一種で、毒はあるものの美味なんだとか。しかも確か秋の季語だ。去年の季語手帖9/19。

黄顙魚下手にはずす釣歴一時間 要

以来釣歴の更新はされていない。



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