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図書館の存在意義

図書館のイメージというと。
色々な本や雑誌、新聞等が保管されており、いつでも好きな本を閲覧できる場所であろうか。
しかも、地方公共団体がお金を出して市民サービスのために行っている用にも思える。
また、自学自習の場として利用している方も多くいると思う。

さて、なぜ図書館は主に自治体のサービスとして提供されているのだろうか?

日本図書館協会において、以下の総会決議がある。

図書館の事由に関する宣言
1979年5月30日に総会決議にて改訂されているが、冒頭はこの様に書かれている。

図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。

いわゆる知る権利を保障するためにあるのが図書館であると言って良い。
よって、図書館はあらゆる資料を収集し自由に提供しているのである。

ひいては、我々の基本的人権や国民主権の要と言ってもいいと思う。

過去には戦時中、閲覧禁止図書というのもあり、政府の意向にそぐわない図書の閲覧が禁止されていた時代もあったとか。

今では社会教育や生涯教育としても活躍が期待されている図書館。
国立国会図書館ではデジタル図書館として、大昔の書籍が遠い地方でも、海外でもインターネットを介して閲覧することが出来る。

コロナ禍でなかなか行きにくくなった図書館ではあるが、一度のぞいてみるのも悪くは無いと思う。

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