短歌015

短歌151.01

笑顔だけ
見せてくれよと
願いつつ
欲した想い
僕の願いが

短歌152.01

貴女をと
思い出にせず
想ってる
そんな僕だけ
想い届かず

短歌153.01

僕の手を
すり抜けていく
今度だけ
いつもの僕で
笑顔を贈る

短歌154.01

失って
絶望だけが
手に残り
照れ笑い等
空に霧散する

短歌155.01

こんなにも
支えてくれて
ありがとう
貴女の笑顔
君の思い出

短歌156.01

今だけは
見つめていたい
君の顔
思い出溢れ
強がってたね

短歌157.01

戻らない
思い出だけを
追いかけて
弱虫な僕
ここだけ想う

短歌158.01

温かい
存在だけを
その時に
触れて思った
もう離さない

短歌159.01

愚かなる
人の業とは
如何程に
自由を求め
全てこの手に

短歌160.01

落ちている
林檎で知った
この世界
惹かれる物が
この世にあると


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