短歌021

211.01

最後だけ
秘めたる想い
解放し
伝えたかった
想いはそこに

212.01

愛しさが
つのりつのって
恋となり
互いを想い
愛へとならん

213.01

何処に居る
月を見上げて
考える
貴女の星が
瞬くうちに

214.01

沈み行く
失楽園の
遥か上
そこに彷徨う
内なる神が

215.01

来ぬ人を
空と想いを
愛すると
心に決めた
最後の夜と

216.03

目覚めたと
夢の温もり
唯一つ
主が求めは
虚空の彼方

217.01

強く抱き
体で覚え
心決め
最後の時を
抱いた心と

218.01

細い肩
震わせ気付く
最後の日
既に決めてた
最後の言葉

219.02

踏み台に
してから気付く
雑草と
戻らぬ立場
秘めたる想い

220.01

書き直す
日記のページ
想い出も
君が必要
愛した故に

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