短歌017

短歌171.01

貴女へと
歌を読みしは
恋文と
今を再度と
想い募らせ

短歌172.01

あの時へ
戻れるならば
もう一度
貴女へ届け
素直な気持ち

短歌173.01

本当は
今宵の月と
同じ夜に
想いが欠けし
星降る月夜

短歌174.01

甘美な死
思い描いて
幾たびの
聖夜に描く
夢を現へ

短歌175.01

神聖な
満月の夜に
貴女へと
想いを想い
我果てん

短歌176.01

貴女だけ
僕の笑顔を
送るのは
君の元へと
届けと願う

短歌177.01

何もかも
出来ずに終わる
恋心
例え想えど
声は小さく

短歌178.01

抑えてて
想い消しては
想い出す
この連鎖だけ
連なる連鎖

短歌179.01

愚かにも
幸せでした
あの時の
愛しき人よ
貴女が全て

短歌180.01

約束を
言葉交わした
あの時に
想いを想い
時を戻して


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?