書いていないことは振り返ることはできない #自分への取材手帳
「自分のやりたいことがわからない」という声からはじまった企画。
「自分のトリセツ(取扱説明書)をつくってみよう」
1. 手帳を埋めてみる
2. 誰かに読んでもらい、質問をもらう
3. 質問に答える
4. 1か月後に振り返る
今回取り組んでくれたのは「あーちゃん」こと、あさみさん。
ダンナが突然起業した‼︎ 夫婦の経営奮闘記 / 社長の右腕&ブレーン業と、プロジェクト運営のリモートワークやってます / 「こういうのやりたい!」をカタチにするのが得意💪🏻 / 元脳外科ナース / 関西大好きなアラサー / 息子2017年9月産まれ
プロフィールにも、日々のつぶやきにも、ご家族のことがいっぱい。
ナースあさみさんとまいちのこじらせサロンにも参加、書くことと考えることに取り組み中です。
修行の日々は続いているみたい。書いて書いて書いて書いて。
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1. 手帳を埋めてみる
12月のあーちゃんの手帳の中身を紹介します。
①暮らし・家族のこと
家族と過ごす時間をあまり取れていないので、もう少し家族でゆっくり過ごす時間を大切にしたい。家の片付け、大掃除をしたい。年賀状を、1枚1枚手書きコメントを書いて投函したい。季節のデコレーションをもっといろいろやりたい
②仕事のこと
起業している女性2人とお会いする約束をした
はあちゅうサロン内で、仕事に協力してもらえる人に出会えた
③健康のこと
手洗いを徹底する
夜12時までに寝る
ご飯は3食食べる
外に出るときは、マフラーとハラマキ必須
④お金のこと
毎月のランニングコストを見直したい
現金支払いからクレカに移行中
⑤ネットで見かけて気になったこと
ナースあさみさん
⑥会った人・会いたい人
(思いつかず…)
⑦買ったもの・買いたいもの
ノートPC・ホットカーペット
⑧行ったレストラン・行きたいレストラン
とり禅(焼き鳥)・牛苑(焼肉)・さざんか(鉄板焼き)・がんぼ(お好み焼き)
⑨行った場所・行きたい場所
愛媛(義実家)・実家
⑩観た映画・観たい映画・読んだ本・読みたい本
マネタイ部(はあちゅうサロン内のマネタイジングを目的とした部活)メンバーの自作小説・自分を仕事にする生き方・手紙屋・夢をかなえるゾウ・SING
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2. 誰かに読んでもらい、質問をもらう
3. 質問に答える
わたしからの質問と、そこに回答をもらいました。まずは⑤について。
続いてこちら。⑥がまさかの「思いつかず…」にあわてて質問を。
ラストは⑨、家族を本当に大事におもっているんだね。
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こうしてあーちゃんの手帳から、人となりや大事にしていること、日常を知ることができました。そして、特に伝えたいなとおもうことを書きます。
「ちいさな子どもを育てながら、仕事や暮らしを大事にする」。
言葉にするのは簡単だけれど、実際はハプニングやトラブルの連続です。
わたしは娘がちいさかったころ、お風呂にゆっくりつかったり、本をじっくり読んだりする余裕がなくて、いつも汗をかいて時間に追われながらなにひとつうまくできませんでした。
いまでこそ手帳を書いていますが、当時は「そんな余裕はないし、だいたい書くような予定もない」と感じていました。
やりたいことや行きたい場所はあっても、あわただしい日常にまぎれて流れてしまう。そんな毎日のなかで、当時お世話になっていた保育園では必ず毎日・毎週、子どもについて記録したノートを保護者と保育者が交換する習慣がありました。
娘のことばかり書いているとネタがつきてしまうので、自分のことや暮らしのこと、感じたこと、読んだ本、拙い走り書きですが、書いて書いて書いて書いて。毎日、毎週、書きました。
そのおかげで1歳から6歳まで、娘と、わたしたち家族の記録が残っています。読み返すたびに、30代前半の頃の自分がよみがえってきます。
(ボロボロなのはご愛敬!)
書いていないことは振り返ることはできない。
記憶や思い出は時とともに忘れてしまったり、なくしてしまうのだけれど。書いたことは絶対に残るし、後からこうして振り返って、大事な記録になったり、忘れかけていた何かをもう一度、思い出させてくれます。
忙しいときこそ、書いてほしい。自分自身の経験から。きっと書き続けた先に見えてくるものがあるとおもっています。
4. 1か月後に振り返る
ここからはあーちゃんに託します。どんな1月だったかな、そしてどんな2月になるのかな。いつか、リアルに会えるといいなあ!
トリスと金麦と一人娘(2023 春から大学生になり、巣立ちます)をこよなく愛する48歳。ぜひどこかで一緒に飲みたいですね。