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まとまらないひとりごと

なんでもないままで

パン屋さんで働くひとで、言語聴覚士免許を持つひとで、人妻である。
わたしの概略はこんな感じ。
はじめましての人に自分のことを伝える場合、わたしはわたしをなんと説明するのがいいんだろう。

かんがえた結果、「何とも言いたくないな」と思った。

パン屋さんの店員だけど、それだけじゃない。
言語聴覚士だけど、それだけじゃない。
結婚しているけれど、それだけじゃない。

自分のことを説明するのに、適切なことばを知らない。
というか、自分はこうだって言いたくない。何者にもなりたくないのだ。


たぶん、そう思うのは星野源さんの影響も大きい。
源さんの「ドラえもん」という曲の歌詞に、「何者でもなくても 世界を救おう」というフレーズがある。
スーパーヒーローや救世主じゃなくても、世界は救える。何者でもないままで、ただその人がその人であることで、世界を救う。
そういうのに、めちゃくちゃ憧れる。すごくかっこいい。

わたしはわたしのままで、何者でもなく、もう何でもなく、ただわたしであることでより良く生きたい。そしてわたしが居ることで、世界が少しでも良くなればいいなと思う。

それは、大きな意味だけじゃなく、ほんのちょっとの意味でも。ひとかけらでも世界の愛の総量が増えたらいいなと思う。

「パン屋さんの人」だけでも「言語聴覚士さん」だけでも、「結婚しとる人」だけでも見られたくない。「朝さん」っていう存在で見られたい。できれば説明しきれない存在でいたい。


そういいながらも、だれかと初めましてすると、全部を全部伝えられるわけじゃないから、雑な感じで自分をまとめて説明してしまうのだ。まったくもって仕方ないけど。


何者でもない、そのままの純度のじぶんが相手に伝わるには、時間が必要なんだろうな。時間という信頼。信頼の蓄積。

さぁ、なにを言いたいのかよくわからなくなってきた(!)。
とにかく、つまり、わたしはなにものでもないままに、周りもろともわくわくはっぴーに生きていきたいのです。死ぬまでわくわくしてたい。

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