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「◯◯になりたい」は必ず壁にぶつかります

よく、

「バリキャリになりたい」
「教師になりたい」
「YouTuberになりたい」

と、聞きますが、


「◯◯になりたい」だと必ず壁にぶつかります。

どれも、【名詞】だから。

バリキャリになった後のこと、考えていますか?
YouTuberになったあとを考えていますか?

肩書きなら、比較的簡単になれます。

バリキャリは最初は言われたことを
こなして休日も仕事を
バリバリこなせばバリキャリだし

YouTuberは
YouTubeで動画投稿すればYouTuberです。

教師も資格を取るまでは大変だと思うけど
資格を取れたら名乗れる。


しかし、ですよ?


あなたが欲しているものは、【名詞】(=【肩書き】)でしょうか?

バリキャリでも
自分のどんな能力を使って
誰を喜ばせるかでお仕事の充実度は変わりますし

YouTuberだって
YouTuberなったとしても、
その後の
「どんな動画を発信していくのか」
「どんなことをして視聴者を増やすか?」を
考えていかないといけないですよね。

教師もなった後で
生徒との関わり方や
生徒の親御さんとの関わり方で
頭を何度も抱える。

バリキャリやYouTuber、教師など
同じような職業や肩書きを持っている人はたくさんいるけど
みんなそれぞれ違いますよね。

教師と一言で言ったって
あなたが好きな先生がいれば
ウザくて仕方がなかった
教師もいましたよね。


つまり、あなたが目指しているものは


【名詞】ではなく、その【状態】

なんですよね。

仕事にやりがいを持って働いている状態
YouTubeで好きなことを発信している状態
生徒から熱い支持を得ている教師


仕事にやりがいがない状態で
馬車馬のように働かされている人をみて
「この人みたいになりたい」と思うでしょうか?

YouTuberで
自分の好きじゃないことを発信している人に
憧れるでしょうか?

教師だけど
生徒と廊下をすれ違うたびに
クスクス笑われる教師に憧れますか?


あなたが憧れているのは、その状態です。

姿勢とも言えますね。

なので、あなたが仮に
その肩書きを手に入れたとしても
心は満たされませんし
幸せにもなりません。


「この人/この職業」みたいになりたいと思ったら
わかりやすい名詞や肩書きではなく
それを行っている姿勢や状態、動詞に
着目してみてください。

もしくは、名詞に憧れたら
その名詞の定義を考え直してみてください。



憧れの資格を手に入れたのに、

憧れの職業になったのに、

憧れの役割を手に入れたのに、

全然満たされない

というのがなくなり

「別に、この肩書きにこだわる必要がないな」

と新しい道がひらけます。

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