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BABYMONSTER|日本での全5公演感想

「YGペン」だった私が、
東京公演「BABYMONSTERのファン」になり、
神戸公演で完全なMONSTIEZになるまで。
全5公演を通した感想を語っていく。

※座席は目次ごとに書いた。



東京公演1日目(A席・スタンド4階・右)

初めてのBABYMONSTERの公演。
私にとっても初めてだが、
ベビモンのメンバーにとっても、デビュー後初めての公演だった。
だからメンバーたちも緊張していたようだし、
一生懸命に準備してくれたようだ。
東京公演のビハインドは正式に公開された。↓

私はスタンド4階席だったので、
見晴らしは良かったが、
メンバーの顔はよく見えなかった(視力0.6)。

始まる前にセトリを予想し、

「『BABYMONSTER(Intro.)』で登場するのは間違いないな。
なんとなく最初は『BATTER UP』かな?
最後に『Stuck In The Middle』かな?」

色々と予想したものの、ほとんど外れることになる。

まず『BABYMONSTER(Intro.)』で登場←さすがに正解。

いきなり『SHEESH』のパフォーマンスが開始。
(いや、いきなりすぎるてえ。
まだ心の準備できてないてえ)

アヒョンの煽り
東京アリーナ、Are you ready?
で大歓声。

ベビモンが日本に来てくれたということを実感した。

パフォーマンス中に「東京」とか「JAPAN」とか、
自分と直接関係する言葉を叫んでくれるのは、
やはり嬉しいものだ。

MCではルカが、

東京の皆さん、ただいまー!

(「おかえりー!!」)

その後は、アサの
「皆さんが好きな曲だと思います」
という前置きからの、

『LIKE THAT』

振り付け自体が初披露

途中、アヒョンのパート中にローラ転倒
アヒョンは一瞬心配するようにローラを見たものの、
声は全くブレることなくパートを消化。
ローラもすぐに起き上がり、
二人とも初公演とは思えないプロフェッショナリズムを見せた。

その後、ベビモンたちはお着替えへ。
会場にはVTRが流れ、
「一番早起きなのは?」→「アサ」byチキータ
「一番お姉さんらしいのは?」→「ローラ」byパリタ
「一番いたずらっ子なのは?」→「ルカ」byアヒョン
などのQ&Aが紹介された。

そのVTRの最後に、
ベビモンのデビューを追ったドキュメンタリー『Last Evaluation』で一番大変だった課題として、
メンバーたちが、
「2NE1マッシュアップ」のダンスだったと回想。
それでアヒョンが、
「必ずファンの前で披露したいです。」
と言って、VTRが終わった。

……おお?
これはもしや?
見せてくれるのか……?

暗闇の中、ステージに戻ってくるベビモンたち。
流れ始める「2NE1マッシュアップ」の音楽。
会場は大歓声。

『Last Evaluation』で公開された
2NE1マッシュアップのダンスは何度も見たが、
まさかファンミで見られるとは思っていなかったから、とても興奮した。
今までの記事にも書いた通り、

私はそもそも2NE1のファンなので。

その後は「ATTENTION!!」の声とともに
『BATTER UP』
分かっていたがアサ・ルカ・アヒョンラップ
非常に聴きごたえがあり、盛り上がった。
よく聴いたら日本語バージョンで、びっくり。

まだデビューから間もないのに、
このために日本語バージョンを準備してくれたの!?

さすがYG。日本活動に真剣だよね、昔から。

その後はレクリエーションの時間。

お絵描きゲームでは、
メンバーが描いた絵をヒントに、お題を観客が当てるというルール。

印象的だったのは、お題が「パリタ」で、
メンバーたちが頑張ってパリタを描いたものの、
チキータがこれでは伝わらないと思ったのか、
「리」(リ)
と文字を書き足し、すぐに消しゴムで削除。
するとラミが、
「ああっ!悪い子!」
と日本語でたしなめる一幕があった。

いたずらっ子なチキータと真面目なラミ。
かわいいね。

ヒントの甲斐あって(?)
無事にアリーナ前方のお兄さんが
「パリタちゃああああんっっ」
と叫んで正解してた。
(パリタ、真顔)

イントロクイズで印象的だったのは
ブルピン先輩の『As If It's Your Last』
ハプニングで音響が流れず、メンバーたちがアカペラで歌う中、
ルカが『As If Your Last』の振り付けを披露した。

その後は、
『DREAM』
『Stuck In The Middle』

とバラードの時間。

バラードの感想はこれまでもしつこく書いたけど、
あまりにも良くて、ベビモンが目の前にいるのに目をつぶって聴いてしまうほど。

その後、
ステージの上に白い椅子が登場。

「もしかして『Scars To Your Beautiful』!?」
と若干パニクった私。
『Last Evaluation』で披露してくれたステージの中で、
一番好きなのがこの『Scars To Your Beautiful』カバー

まさか生で聴けるとは思わなかったものの、
あれよあれよという間に歌唱がスタート。

やっぱりこれはいい。
これの見どころは、

この記事の『FOREVER』の項目の最後で語ったので省略。

当日は歌唱中、
チキータが音を外し(声が裏返ったような感じ?)、
自分でも驚いたように目を丸くし、
その後「あちゃー」みたいに頭を抱えるリアクション。
笑顔で慰めるアヒョンルカ
お茶目な末っ子と頼れるお姉さんたちの一幕を見ることができた。

この後、ベビモンたちは
「バイバーイ!」
と帰っていったものの、
会場はアンコールを期待。
「アンコール! アンコール!」
という声援の中、
ベビモンたちは公式のTシャツキャップに身を固めたグッズ装備で再登場。
(これもYGお決まりのアンコールスタイル)

Stuck In The Middle (Remix)

さらに、ルカによる
「今日と明日だけの特別なステージです!」
という説明付きの、

『BATTER UP(Remix)』

普通に立って聴いていたら、
ルカちゃんが、
「さあ皆さん、最後はジャンプして!
と。
楽しい時間は一瞬で終わった。

東京公演2日目(A席・スタンド3階・中央)

1日目よりは視界良好で、
7人の顔がどうにか見えた
それでも表情はスクリーンを見なければ分からない。

セトリは1日目と同じ。
お絵描きクイズ、イントロクイズも、
問題は1日目と違ったけど、
ほとんど段取りは同じだった。

MCでは、
パリタ
日本の皆さんしか勝たん」と日本語を披露。

日本語が上手なラミは隙あらばラップしたい様子。

ファンサービスに夢中なローラはところどころ話が頭に入ってこないのか、
司会者に話しかけられて「……はい?」と首を傾げる天然ぶり。

アサは日本語のつもりで流暢に韓国語を話し始め、会場混乱

ルカ
までもがところどころ韓国語で観客に話しかけてしまい、
皆のまだまだ慣れない感じが可愛かった。

それでもパフォーマンスは完璧で、
『Stuck In The Middle』では、
チキータが1日目に外したパートを慎重に歌い、成功。

7人とも(素人の私が聴く限りでは)ノーミス、
全曲を通して被せもほとんど聴こえず、
圧倒的な「歌」で観客の(というか私の)心を掴んだ。

やはり「歌が上手い」って最高だ。

MCでも、全員が隙あらば

(アカペラで)歌わせろ!!

と目で司会者に訴えている。
皆、とにかく歌に貪欲
歌うのが好きでたまらないのだろう。

でも自分だけ目立ちたいメンバーは一人もいない

素敵なグループだな、と素直に思った。

2日目はアンコールステージの後、
ダブルアンコールで再々登場。
これはめっちゃビックリした。

『SHEESH(Band ver.)』

をめちゃくちゃ楽しそうに披露すると、

「気をつけて帰ってね」
「ご飯ちゃんと食べてね」

と終わった瞬間に名残惜しそうな表情。

(ベビモンちゃんこそ、
ご飯ちゃんと食べてね…)

この二日間で、私は
「YGペンだから、ベビモンのファンミに行ってみた」
から
ベビモン、大好き!
に完全に転向した。

神戸公演1日目(S席・アリーナほぼ最後列・右)

このときの感想は、

上の記事に詳しく書いた。

東京公演ではアヒョンの声量をとにかく感じだが、神戸公演では全体になじんでいた。
おそらく全体のバランスを考え、マイクの感度をアヒョンだけ下げる措置が取られたと考えられる。

神戸では『Scars To Your Beautiful』のカバーステージがなくなったのは残念だったが、
代わりに『FOREVER』を聴くことができた。

『FOREVER』は、今までは特別に好きとは思わなかったが、
ライブで聴くと非常に盛り上がり、ライブのための楽曲だと認識した。
神戸公演で、この曲がとても好きになった。

『FOREVER』中では、アヒョンのアドリブ「愛してる」を聴けた。
(このアドリブは毎公演変わるので、これをアドリブ①とする。)

入国時、ラミが足を引きずっている空港映像を見て心配していたが、
ラミはやはり公演中も足をかばっている様子だった…

それでもには絶対に支障をきたさない!

という覚悟を感じられるパフォーマンスで、
MCでは優里の『ベテルギウス』をアカペラで披露。
感動するとともに、とても心配になった。
YGは若い彼女たちにあまり無理をさせないでほしい。

セトリは東京公演2日目とほとんど変わらず、

『BABYMONSTER(Intro.)』で登場後、
『SHEESH』『LIKE THAT』
『2NE1 mash up』『BATTER UP』
『DREAM』『Stuck In The Middle』
『FOREVER』
アンコールで、
『Stuck In The Middle(Remix)』
『BATTER UP(Remix)』
ダブルアンコールで、
『SHEESH(Band ver.)』

神戸公演2日目昼(S席・アリーナ30列・右)

全公演を通して
私にとって最も視界条件が良かった公演。
顔は表情までしっかり見えた。

ほかの記事にも書いたけど、
この頃になるとすっかりルカが公演に慣れていて、
しっかり最年長ぶりを発揮。

とてもライブ慣れしているように見え、
パフォーマンス直後もほとんど息を切らさずに、
「皆さん、〜を披露させていただきました!」
堂々とMCを開始。
「皆さん、水を飲んでください!」
と観客の水分補給まで気遣う余裕ぶり。

もうすっかり日本語を思い出した様子で、
いきなり韓国語が飛び出すこともない。

MC中もステージを端から端まで歩き、
他メンバーが言葉に詰まったら、すかさずフォロー

また、パフォーマンス中も、
ルカはとくに盛り上げ上手で、
しっかり観客とコミュニケーションを取ってくれる。

ルカがいることで、
今後のベビモンの活動にも安心感がある。
頼れるお姉さん。

MCでは、
アヒョンがXGの『WOKE UP』のラップを即興披露。
アヒョンはMCではおとなしいイメージだったので、
ノリノリでラップするアヒョンに驚いた。

セトリは1日目とほぼ同じ。

ラスト曲『FOREVER』中の
アヒョンのアドリブ②は「大好きだよ」

『FOREVER』が終わった瞬間に
アヒョンがふらっと倒れて、
ルカの「大丈夫?」という声が
(おそらく他メンバーのマイクに拾われて)
会場に響いてしまった。

アヒョンがメンバーに支えられて捌けた後、
ルカとラミがステージに戻ってきて、
「ちょっと足を負傷して……」
「心配ありません」
とフォロー。

アンコールステージまでは少し時間がかかったが、
アヒョンも出てきて笑顔を見せてくれた。

アサが
「アヒョンちゃん、靴紐が絡まってしまって」
とフォロー。

アヒョンは少し足をかばって見えたが、
「完全に大丈夫です」
と。
(本当に大丈夫なら良いんだけど…)

昼公演では、
アヒョンの足を気遣ったのか、
夜公演が控えているためか、ダブルアンコールはなかった。

神戸公演2日目夜(S席・アリーナ40列目・中央)

全5公演を通して最も熱気が凄まじく、
観客の歓声がデカかったのがこの公演。
メンバーたちも、歓声の大きさに驚いていた

私はアリーナ後方席だったせいもあるが、
全然見えなかった。
遠いから小さく見えるとかではなく、
観客が立ってジャンプしているので、何も見えない
でも、盛り上がってるからイイよ。
こういうのがライブの楽しさだよ。
一番見えなかったけど、一番楽しかったかな。

後ろのローラペンのお兄さんの
「ローラァァァッッ!」
という絶叫のせいで鼓膜がまだ痛い。
この絶叫は本人にも届いたようで、
ローラも照れ笑いしていた。

おそらく、
ノリの良い関西人 × 千秋楽(最終公演)
の相乗効果でこういうことになったのだろう。

MCでは、
ラミがAKMUの『Dinosaur』を披露。
ずっと聴きたかったので嬉しかった。
しかもローラによる即興ハモリつき。
こういうのがサラッとできちゃうのも、
全員が実力者だから。

ラスト曲『FOREVER』中の
アヒョンのアドリブ③は「めっちゃ好きやねん」
(ちゃんと三種類準備してくるのが可愛すぎる)

アンコールでは、
アサがついにサングラスをかけて登場。
アサほどサングラスが似合う女性はいないだろう。
サングラスをかけてゴリゴリにラップを披露するアサ。

アヒョンは帽子を目深にかぶって登場し、
ラップに合わせて帽子をあげたり、下げたりする
あざといパフォーマンス力を発揮。
さすがとしか言いようがない。

アンコールステージの後半から
アヒョンが少し足が痛いのか、ステージ後方で座って歌う場面があったが、
そのたびにルカが隣に行って肩を組み、さりげない気遣いを見せていた。

ダブルアンコールでは、
『SHEESH(Band ver.)』の前に『FOREVER』の2回目を披露
まさか二日間でFOREVER』を4回も聴けるとは。
これも観客が、
「フォエバ、フォエバ、エバエバエバッ!」
ってもう、うるさい(笑)
(いや、全然良いんだけどね!最高!)
パリタがなんか叫んでくれてるのに、
パリタが上品すぎるのと、観客の歓声がデカすぎるので何も聞こえない!
(いや、いいんだけどね。楽しいよ)

最終日はファンミとかコンサートというより、
フェスに行ったみたいな感じだった。(笑)

全5回を通して

全公演を通して、すっかりMONSTIEZになった私。

とにかくみんな、歌が上手いのと、
みんないい子すぎる。
MCでもずっとニコニコしてて、
パフォーマンスも一生懸命で、
公演が終わってからも、ずっとアナウンスで、

「気をつけて帰ってね」

「今日は来てくれてありがとう」

「気をつけて帰ってね」

「ちゃんとご飯食べてね」

「気をつけて帰ってね」

本当にファンの帰り道を心配している様子。

なぜあんな悪い会社に
こんなにも心のきれいな子たちが集まるのか、
私は不思議でならないのだが、

やはり歌が上手な子たちは、
それだけ練習を真摯にやってきた子たちで、
感性も豊かだから、
精神的にも非常に成熟していると思う。
(何様って感じですが)

最後に、私とともに全5公演を戦い抜いたリストバンド。

これ、赤く光ってペンライトがわりになるんだけど、
最終公演の途中から、光が弱くなり
力尽きるように消えてしまった。(おーい!!)
楽しい夜の終わりを暗示しているようで、
悲しかった。(笑)

ベビモンがこれからも健康に、
楽しく活動をずっと続けられることを願って。

ベビモンについて語った記事はこちらにまとめています。


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