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本から学ぶ

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気になった本を読み、心に残った言葉から自分の気持ちや体験、実践したいことを書きました。
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#繊細さん

【本から学ぶ】繊細さんのSNSの使い方【18-4】

いろんなサービスを渡り歩いていますが、SNS自体との付き合いはかれこれ10年以上になります。自分の生活に欠かせないものですが、悩みの種になる時もありました。 繊細さん(HSP)とSNSの相性はいいそうですが、使い方は少し工夫した方が良さそうです。 好きなことを発信する 繊細さんは他の人よりたくさんのことを豊かな感性で感じることができます。ただ、対面で人に伝えることは苦手で、話すことではその感性が伝わらないことが多いようです。ブログやnote、SNSでじっくりと文章を書き

【本から学ぶ】人生の転機には内面に向き合う時間を大切にする【18-3】

生き方が変わるとき、内面に向き合う時期が訪れるそうです。 自分のことを思い返してみると、確かに思い当たる節があります。 私の人生には今までに何回か人生の転機がありましたが、直近の転機は今年の3月、仕事に行けなくなり退職を決めた時でした。 あの時は本当に家族を含め誰にも会いたくなくて、誰にも私の存在を認識してほしくなくて、行方不明になりたい気持ちでした。今まで頻繁に更新してたSNSから姿を消し、LINEのグループから抜け、交友関係を断ち切ろうとしていました。それで実際に切れ

【本から学ぶ】受けた刺激をアウトプットする【18-2】

前回に引き続き、繊細さん(HSP)が幸せを感じて生活できるようになるコツを学んでゆきます。 HSPは繊細で敏感であるがゆえに、日常生活の中の音、匂い、感触、視界、他人の機嫌などの多くの刺激を受け取りすぎてすぐ疲れてしまいます。かくいう私もHSPなので、日々多くの刺激を吸収しすぎてしまい、毎日披露困憊です。 こまめなアウトプットにはとても心あたりがあります。まさにこのnoteです。noteは前職でストレスがピークになり、出社出来なくなったことをキッカケに始めました。当初の記

【本から学ぶ】成果主義から一歩外へ出る【18-1】

今日の本はこちら。 私がHSPという気質を知るキッカケとなった『「繊細さん」の本』の著者である武田友紀さんの著書です。 「繊細さん」の本に関する記事はこちら 本書では繊細さん(HSP)が繊細な感性で毎日の「いいこと」をキャッチし、めいいっぱい幸せを味わう方法が書かれています。 まず幸せをふやすポイントとしてあげられているのが、「成果主義から一歩外に出る」ということです。 正社員として働いていた頃はまさに成果主義の現場でした。自分の売り上げをいかにスピーディにたくさん

【本から学ぶ】かくれ繊細さんが活躍するコツ②【16-10】

前回に引き続き、かくれ繊細さんが活躍するコツを学んでいきます。 2.自分を扱うスキルを身につける 私は感情のアップダウンが激しい方です。HSP気質で少しのことで落ち込んだり、怒ったりしたかと思えばいつの間にか機嫌が直っていることがあります。感情のアップダウンが激しいとアップ(上機嫌・興奮)の時も、ダウン(落ち込み・悲しみ・不安)の時も精神的にとっても疲れます。 非HSPとの違いは前回「繊細さんの本」を読んだ時から薄々は感じています。身の回りにいる非HSP(主に母)と自分

【本から学ぶ】かくれ繊細さんが活躍するコツ【16-9】

久しぶりに『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』を読んで、内省し、学んでいこうと思います。この本での記事は今まで読んできた本の中で一番長く書いています。それは、その本が自分の考え方や今までの悩みに一番合致しているので、じっくり読んでいるからです。 前回までは「自分の本当の気持ちを知る、認識する」ことに焦点をあて、様々なワークに取り組んで来ました。今回はやりたいことに向けて行動するにあたって、壁に当たって行動するのを躊躇ったり諦めたりしないように、自分の力を発揮して活

【本から学ぶ】一人反省会をやめる【16-8】

長く取り組んできた「やりたいことをみつける」ためのワークも今回で最後です。早速取り組んでいきましょう。 フェーズ8:いつか必ずやり遂げると思うフェーズ 他のフェーズと比べ2つと少ないですが、どちらも当てはまりました。自信を失っている反面、心の奥底では一旗揚げたい、才能を発揮して周りから認められたいという欲求があることは自覚しています。どうやら私は負けず嫌いなようですね。 そしてこのフェーズに該当している人は、自分の才能にうっすら気付いているものの、その分野の苦手要素(人

【本から学ぶ】「いい人」であろうとする自分から「悪感情」を発掘する【16-3】

今回から本に記載のワークに取り組んでいこうと思います。ワークは8個のフェーズ(段階)のどこに自分が当てはまるかを確認しながら行うそうですが、私はどの段階も該当があったので、1から順に取り組んでいきます。 フェーズ1:「いい人」になっているフェーズ 6つ中4つ該当しました。表面上の「いい人」を演じようとしすぎて自虐ネタを言ったりすることで相手から舐められ、バカにされた経験があります。「いい人」を辞められればいいのですが、人の顔色がとても気になるので、反射的に「いい人」な言動

【本から学ぶ】~「で」いいよ、なんでもいいよ【15-3】

今日は自分が言われて嫌なことでもあり、自分が言ってしまっていた言葉です。 それは「〜でいいよ」です。 子供の頃、母から「『〜でいい』って何!?『〜がいい』でしょ?直しなさい!」と叱られたことを今でも覚えています。自分では無意識に使っていた言葉だったので、当時はなぜそこまで叱られるのか理解ができませんでした。 確かに上から目線な印象はあります。友人などにランチの場所やプレゼントの候補などを伝えた時に「それでいいんじゃない?」と言われた時なんとなくモヤモヤしたことがあります

【本から学ぶ】「昔は大変だったのよ」【15-2】

「昔は大変だった。今は昔のことを思えば随分楽になったものよ!」 これは前職の同じ部署の先輩や上司から言われた言葉です。私が仕事量の多さや複雑さにぐったりしている時に言われました。「今あなたが置かれてる状況は昔より楽なんだから、そんなに苦しむはずがない。」と言われているようでさらに苦しかったです。 この考え方にはとても納得しました。先輩や上司にとって、私が悩んでいるのはどうでもよくて、自分の方が大変な中こなしていたんだからすごいでしょ!というマウントが取りたかったんだなぁと

【本から学ぶ】鈍感な人に振り回されない【15-1】

社会人になって以降、他人に言われたことで傷つくことが増えました。毎回我慢をするのですが、ある日許容量を超え、仕事に行けなくなることが数回ありました。 自分がHSP(繊細さん)であると自覚してからは、なるべく無神経な人(鈍感な人)とは距離を置くようにしていますが、全てを避けられるわけではありません。特に同じ職場の人、家族、友人などは今でもグサッと心に刺さることを言われるときもあるので警戒しています。 そんな中、出会った本がこちらです。 鈍感な人は自分でない他人なので、こち

【本から学ぶ】現代のヴァンパイア【7-4】

現代にもヴァンパイアはいるそうです。 あ、オカルトとか都市伝説とかの話ではないです。 一般的に(?)ヴァンパイアは人の生き血を吸いますが、現代のヴァンパイアは人のやる気やエネルギーを吸うそうです。「エナジーヴァンパイア(エネルギーヴァンパイア)」と呼ばれています。 自分の周りの人で「この人といると疲れる」「話していると気分が落ち込む」「そばにいるだけで心がモヤモヤする」と感じる人はその人がエナジーヴァンパイアの可能性が高いです。 私の場合、前職の上司がそうでした。特に

【本から学ぶ】意識の解離【7-3】

敏感な人に過度なストレスがかかると、意識の「解離」というものが起こるそうです。 前回の記事にも書きましたが、子どもの頃は比較的厳しく過干渉ぎみの家庭で育ちました。一方で、手のかかる兄弟がいるため、自分が親の手間にならないように自分で遊んだりすることは多かったです。本も昔から好きで、よく空想の世界を広げていました。 本書に書かれている「意識だけ空を飛ぶ体験」とか「不思議な存在に出会うスピリチュア体験」までは経験したことがありませんが、過剰に怒られている時に意識が飛ぶことは経

【本から学ぶ】HSPの幼少期の過ごし方【7-2】

HSP気質は生まれた時からもっているその人の個性ですが、生きていく中での環境がHSP気質に影響を及ぼすことがあるようです。 幼い頃は両親や祖母と暮らしていました。虐待は無かったですが、過干渉な部分はかなりあった家庭だと思います。門限は早いし、子どもの意見は基本的に反対されました。祖母は私が反抗的な時は私の私物を隠すなどしていました。また、褒められるハードルが高かった記憶があります。テストは100点以外は叱られていました。母は割とギャンギャン怒るタイプなので、母を怒らせないよ