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本から学ぶ

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気になった本を読み、心に残った言葉から自分の気持ちや体験、実践したいことを書きました。
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#PHP研究所

【本から学ぶ】「自分を信じられない」の本当の意味【20-9】

今回も引き続き、好きなことだけをして生きていく為の心持ちを学んでいきます。 以前、「他力に頼る」という記事で「他人が信じられないと『自分』が捨てられない、そして『自分』が信じられないから他力に頼れない」という話がありました。他人が信じられないのは分かるけど、自分を信用出来なくて他力に頼れないという意味がイマイチ分かりませんでした。 本書を読み進めていくと、この答えが書いてありました。 「自分が信じられない」というのは自分の能力や実力うんぬんではなく、ありのままの自分が愛

【本から学ぶ】「もしそうなったら」はそうなった時に考える【20-8】

前回に引き続き、好きなことをして生きていくための心積もりを学んでいます。 好きなことをして生きていく為にはいくつかの心のハードルがあります。前回の「他人からの非難」もそうですが、お金の不安もあります。好きなことだけしていて収入は大丈夫なのか?ちゃんと生きていけるのか?不安です。 「一生準備しているだけの人生」「好きなことをする世界に踏み切るのが怖いから出来ない理由を探しているだけ」・・・。この言葉達が胸にグサッと突き刺さりました。確かに、私はいつも何かに不安を抱えてて、不

【本から学ぶ】好きなこと≠ラクなこと【20-7】

好きなことをして生きていくために勉強中です。 本書によると、「好きなことをして生きる」というのは「ラクをして生きる」ことではないと述べられています。では、「好きなこと」と「ラクをすること」は何が違うのでしょうか。 好きなことをするために、恐ろしくて嫌なことをしないといけないと言われると、なんだか尻込みをしてしまいます。特に、私は今まで嫌なことからは逃げる人生を送ってきましたし、人からはとにかく嫌われたくないと思ってきました。(それにしては割と嫌われてきたような気がしますが

【本から学ぶ】ハードルなんていらない【20-4】

思い返してみると、「頑張らなければいけない」と思うようになったのは、周りの大人から常に「頑張りなさい」と言われ続けてきたからでした。「頑張ることが正しい」と脳に刻み続けてきたので、頑張らずに好きなことをして生きていけている人のことを「ずるい」と思っていました。 しかし本書では「実は自分にもその道はあったのに、自分で拒否していただけだ」と書かれています。 私はいままでの受験や就職において、毎度毎度辛い思いをしながら自分に取って高いハードルを乗り越えてきました。そのハードルが

【本から学ぶ】「他力」に頼る【20-3】

ごきげんよう、皆様いかがお過ごしですか。 私は人に頼らず比較的自分で動いてしまうタイプです。もちろん親や友人に助けて貰ったことは数多ありますが、何か問題に直面した時は自分で解決できないか模索し、大体のことは自分で解決してきました。 本書では「自力」よりも「他力」の方が何万倍もパワーがあり、頼った方がよいと述べられています。 人に頼る・・・なんとなく抵抗があります。単純に人に頼るってことは少なからずその人に迷惑をかけるので何か悪いなぁと思いますし、下手すると嫌われそうで怖

 【本から学ぶ】頑張らなくても価値があると信じる【20-2】

前回、「頑張ることをやめる」のが自分に価値があると信じるために第一歩と学びました。 ただ、私にとってこれはとても難しいことです。なぜなら無意識に頑張ってしまうから。「頑張らないように」と頭で唱えてもいつの間にか頑張ってしまう。この癖を矯正するには時間がかかりそうです。 本書には考え方のコツが書かれていました。 そこまで自分に価値があるとは自分で思えないからこそ「思うことにする」というのは取り組みやすいと思いました。自分が自分のことをどう思うかで周りの人が自分をどう扱うか

【本から学ぶ】頑張っても報われない【20-1】

ごきげんよう、皆様いかがお過ごしですか。 本を読んで感じたことや学んだことを書く【本から学ぶ】を始めて、今回で20冊目になりました。自分の悩みにピッタリ合う本、逆にタイトルで購入したけれど読み進めると自分に合わないな~と思う本、それぞれありましたが、どれも自分の糧になっています。これからも続けて行きたいです。 さて、今回の本はこちらです。 HSS型HSPの私が幸せに生きていくためには「自分がやりたいことをその過程も楽しみながら取り組むこと」だと以前、学びました。 「や

【本から学ぶ】ほかの人も呼んでもいい?【15-5】

今回は友人関係のモヤモヤから。 ある日、友人の家に遊びに行く約束をし訪れると、私は顔見知り程度の別の友人がいたことがあります。私は家主の友人と2人でゆっくり話をするつもりでいたので、とても驚きました。私は2人でじっくり話す時は会話が続きたのしくお話出来るのですが、3人以上になると途端に会話に入れなくなります。案の定、当日は友人とその友人で話が盛り上がり、上手く会話に入れませんでした。 「私とだけじゃ嫌だったのかな」と少し落ち込み、また余り仲良くない人との対面で緊張し、自分

【本から学ぶ】「○○なんだから」【15-4】

私はあまり学歴を表に出したくありません。なぜなら学歴を理由に嫌なことを言われた経験が多いからです。 私は地元の進学校を卒業後、県外の国立大学へ進学しました。自分なりに頑張って進学したので、在学時はその学歴に対して特に思うことはなかったのですが、就職したブラック企業では学歴を絡めて怒られることが度々ありました。 「○○大学出身なのに、こんなことも出来ないの?」 「○○大学って君を見る限り、大した大学じゃないんだね」 「○○高校なんだから、もっと頭いいと思ってた」 入社1年

【本から学ぶ】「昔は大変だったのよ」【15-2】

「昔は大変だった。今は昔のことを思えば随分楽になったものよ!」 これは前職の同じ部署の先輩や上司から言われた言葉です。私が仕事量の多さや複雑さにぐったりしている時に言われました。「今あなたが置かれてる状況は昔より楽なんだから、そんなに苦しむはずがない。」と言われているようでさらに苦しかったです。 この考え方にはとても納得しました。先輩や上司にとって、私が悩んでいるのはどうでもよくて、自分の方が大変な中こなしていたんだからすごいでしょ!というマウントが取りたかったんだなぁと

【本から学ぶ】鈍感な人に振り回されない【15-1】

社会人になって以降、他人に言われたことで傷つくことが増えました。毎回我慢をするのですが、ある日許容量を超え、仕事に行けなくなることが数回ありました。 自分がHSP(繊細さん)であると自覚してからは、なるべく無神経な人(鈍感な人)とは距離を置くようにしていますが、全てを避けられるわけではありません。特に同じ職場の人、家族、友人などは今でもグサッと心に刺さることを言われるときもあるので警戒しています。 そんな中、出会った本がこちらです。 鈍感な人は自分でない他人なので、こち