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子どもとの関わり方

子どもと一緒に遊べる時期なんて、ほんの一瞬なんだから大切にしなきゃ。
子どもが一緒に遊びたいと言ったら、優先して遊んであげなきゃ。
と思うけどなかなかできない。


自分優先主義

土日も子どもと遊ぶ時間がないくらい日々忙殺されているというわけではない。子どもと遊ぶことより自分のやることを優先してしまうのだ。買い物行かなきゃ、美容院行かなきゃ、資格の勉強しなきゃ、子どもの写真整理しなきゃ。
頭ではわかっている。将来きっと子ども一緒に遊ばなかったことを後悔するときがくる。でもできない。

娘たちの遊びはもっぱらごっこ遊び。リカちゃん、シルバニアファミリー、ぬいぐるみ、鬼滅の刃の人形から画用紙で作った自作の人形まで。ごっこ遊びの相手をするのが苦痛でならない。それでも母親なんだから遊んであげなさいよって、そんなことはわかっている。

子どもと遊びたくない理由

なんで嫌なのかを考えてみた。自分の子どもの頃を振り返ってみると、私は母親とごっこ遊びをした記憶がない。確かにリカちゃん人形やシルバニアファミリーで遊んでいたが、それは決まって一人かたまに友達と遊ぶ程度だった。母親は自営業の父を手伝っていたのと当時大家族だったこともあり、いつも忙しなくしていた。家族旅行はよくしていたけれど、普段一緒に何かをして遊んだ記憶が全くないのだ。

子どもはある程度の年になると勝手に一人で遊んでくれるものだと思っていた。けれど9歳になった上の子はお母さん大好きっ子で、今も一緒に遊びたがる。それを避けてしまっている自分がいて本当に申し訳なく思う。最近は5歳の妹とでよく遊ぶようになってくれたのがせめてもの救いだ。妹は一人遊びが大好きで、一人で何役もこなしながら楽しそうに遊んでいる。

子どもと一緒に楽しめること

お絵描き

上の娘は絵が大好きで、私も得意なので小さい頃からよく一緒に描いていた。その時は一緒に楽しめている。

カードゲーム

ある程度の年齢になってカードゲームができると一緒に楽しめることがわかった。そうだ。一緒に楽しめる遊びなら良いのだ。最近は「UNO」、「レシピ」、「ナンジャモンジャ」が主流。

ただずっとは続かない。
でも子どもと関わる時間は増やしたい。

子どもと一緒にできる習い事

そこで親子3人で通えるストレッチ系のレッスンに(子どもたちの姿勢矯正の目的もあるが)通うことにした。上の娘は一生懸命やっているが、5歳の妹は全然やる気がない。。。けれど一緒に時間を過ごすことが大切と言い聞かせる。

おやつ作り

そして最近始めたのが、子どもと一緒におやつ作りをすること。お菓子やパンなんてハードルが高いと思っていたが、随分前に買った「みきママ」こと藤原美樹さんの「世界一親切な大好き!家おやつ」はわかりやすくて初心者でも作りやすい。

基本は毎週土曜日、子どもたちに作りたいおやつを選んでもらう。もちろん毎週はできないし、ある程度こちらでやってしまうこと(パンをこねる作業など)もあるが、子どもたちができそうなところをお任せする。ついつい口を出してしまうことはあるけれど辛抱強く。

初心者向けのレシピ本でもやっぱり失敗はつきもの。形が不格好になったり、思っていた味と違ったり。思い通りにいかないと子どもたちは苛立つこともあるが、自分たちが作ったものが形になるとやっぱり嬉しいらしい。そして一緒に作り上げる、できた時の喜びを共有できることが親としても嬉しい。

ごっこ遊びが苦手な母親でごめんね。
でも母親だからって無理はしない。一緒に楽しめることをこれからも探していこうと思う。


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