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クリエイティブの源泉

1021_待つということ

この日はカフェゼミ。ゲストにNPO法人青春基地代表の石黒和己さんをお招きし、高校教育における「新しい学びのカタチを考える」というテーマで長岡先生と対談をして頂いた。対談を聴いている中で、「待つ」ということの概念が変わったことを書き記したいと思う。

ゼミの中でよく出てくる、「トレーニング」や「試行錯誤」という言葉。
私はゼミに入りたての当初、このNoteを書く時のモチベーションが腑に落ちず、ずっともやもやしていた。だからこれらの言葉には我慢が伴うものだと思っており、すなわち自分の中で意義が見いだせるまで「我慢=待つこと」だと認識していた。
しかし、ただじっと待つだけではなく、考えて動き続けるということも我慢なのだということを学んだ。こう考えれば、我慢することも悪くないなと思えたのだ。


1016_クリエイティブになれる場所

番町の森へのフィールドワークに行った時のこと。ここは千代田区の番町にある、地域の人々のために作られた公園だ。そこに広がる芝生と小さな丘に、ゼミ生みんなで寝そべってみた。
いつも何かしらの建物の中でゼミを受けている私たちにとって、外でゼミをするというのはとても新鮮なものだった。

とあるゼミ生が「ここにいると自由にアイデアが出せそう」という言葉に、私は共感した。何かアイデアを出そうとするとき、私はいつも教室から出ずに与えられた環境で活動していたからだ。

 しかし、長岡ゼミでのワークショップでは、外に出てはいけないという制限はない。

私はこれに気づいたとき、はっとした。
自分の中で、アイデアを出すために外に出てみるという選択肢を無意識になくしていたのだ。

ゼミでの環境だけでなく、
固定概念や前提認識によって、自分で自分の選択肢を狭めていることが他にもあるかもしれない。

これらを見つめなおすことで、自分が思っているよりも、身の回りにはもっと様々な選択肢があるということに気づいたのだ。


まとめ

10月は、気付きから行動に移すことで、更に新たな発見や学びがあった。このように行動→気付き、発見する→考えて学ぶ→行動するというサイクルを繰り返す中で、それぞれの過程が洗練されていくのだと思った。アイデアやクリエイティブは、独自性があるからこそ人を惹きつけるのだと思う。これからもこのサイクルを繰り返してオリジナリティを磨いていきたい。

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