映画館で観て残念だった映画

私自身映画館で映画を見る回数はそんなに多い方じゃないと思います。
ただ時期によっては月に2~3本見る年もありました。

最近は見たい映画があると行きますが、サブスクでも良いかと思うものものは無理してはいかなくなりました。
ちなみに一番最近(2023年12月現在)行ったのは「ゴジラ -1.0」で、2回見に行きました。

子供の頃からも合わせるとかなりの映画を映画館で観てきましたが、中には「失敗した」と思ったものも何本かあります。

「ディア・ハンター」
日本では1979年3月公開。
高校生の頃ですね。
自分自身はそんなに見たいと思った映画じゃなかったのですが、アカデミー賞を取った名作だから皆で行こうというノリで行った記憶があります。
今もそうですが、当時は今よりもっと娯楽作品が好きだったので、本当に退屈でした。
今見直したら、背景が色々わかって少しは面白くなるのかもしれませんが、だらだらと物語が進んでいた感じで感情移入もできませんでした。
結婚式のパーティーのシーンが長くて眠ってしまったくらいでした。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」
2012年11月公開。
「破」が予想以上に良かったので、かなり期待をしていたのですが、しょっぱなから「???」という感じで、裏切られた感が半端なかったです。
映画の中の「シンジ君」とシンクロした感じで、「何?、何で?」が初めから続きました。
途中から背景は見えてきましたが、しょっぱなの裏切りが後を引いてしまって、楽しめなかったです。

「風立ちぬ」
2013年7月公開。
宮崎駿&ジブリ作品でゼロ戦の設計者の堀越二郎さんの半生を描いた映画だという事でかなり期待をしていました。
先に堀越二郎さんの自伝も読んでいたので、なおさら期待していました。
感想としては「何も残らなかった」それだけです。
残っているのは、荒井由実さんの「ひこうき雲」ですが、これに関しても以前からネット等でこの曲が出来た背景を知っていたので、
この映画とは合わないなと感じていたからでした。

「風立ちぬ」を見てからこれと言って映画館で観たい映画が無かったので、長い間映画館を遠ざかっていました。
その間ずっと、生涯最後の映画が「風立ちぬ」だったら嫌だなと思いつつ過ごしていました。
2018年にやっと「ボヘミアン・ラプソディ」を見て感動して、その呪縛から逃れました。

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