Twitterをやめた

Twitterをやめた。一日のほとんどをTwitterと共にする生活を送っていたので、とても苦しい。が、案外慣れてしまう気もしているし、さっそくその兆しが見えている。Twitterを触っていた時間を漫画を読む時間に置き換えることで、それなりに充実した生活を送っている。

Twitterで仲良くしてくれる友達がたくさんいる。とてもありがたいことだし、自分の存在を認めてくれていることが不思議でもある。自分は、今仲良くしてくれているグループみたいなものの中の友達と知り合うのが早く、「ずっといる」というだけでそのグループに属せている気がしている。それでも嬉しいものは嬉しくて、友達のツイートを見たり、自分のツイートにいいねを押してくれたり、些細なことが楽しい。Twitterをやめて、そういったつながりがなくなったことの寂しさはある。それでも大した支障もなく送れている生活が、もともと深いつながりなんてなかったって証明している気がして虚しい。

Twitterからいなくなったことを気にかけてくれた人がいた。嬉しかった。DMで話していて、話の流れで音楽以外の共通の趣味のことも話した。なんでそこまで気にかけてくれるんだろう。

気にかけてくれた友達との会話で思い出した。自分は本当に面白みがない人間である。Twitterの友達が会話をする時の、心地よく面白いリズム感と言葉選びが羨ましくてたまらない。自分は、無難で当たり障りのない、プレーンな返答しか返すことができない。そんな自分が、あれほど息の合った面白い会話を生み出せる方々のことを友達と軽々しく呼んでいることが申し訳なくなってくる。

羨ましい。仲間に入れてほしい。楽しい会話の輪に入りたい。自分の発言で笑ってほしい。自分にキャラをつけていじったりしてほしい。自分のことを見てほしい。

Twitterで、煩悩を錬成した。元々あった感情がコミュニティに属することで顕になっただけのような気もする。寂しくて悲しくて悔しい。

痛いだけの人間がTwitterで人との繋がりを持つと、ネガティヴを拗らせてしまうのでやめましょう、というお話でした。

Twitterやめた理由は情報遮断してライブ行かないようにするためなんだけどね。

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