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たこ焼き文句

ひっさしぶりにお出かけしたような気がする。

車で一時間のお気に入りのお店ではチョコレート、オリーブオイル、はちみつ、フォーなんかを買う。他のお店もちょこちょこっと見て回ったけど、特に買うもんないや。

今日は平日の月曜。しかも開店直後の10時半。人は少ない。密でないことの安心感。

しかしだなぁ、僕がよけた方向へ再び突進してくるやつらはなんなんだ?ま、相手も同じことを思っているかもしれないけど。

もうマスクは山積みだね。蔦屋もマツキヨもウエルシアも在庫どっさり。ああなると、欲しくもなくなるんだよね。高値で買い占め人たちは悔しがっているだろうね。

その後、温泉。時間はまだ12時。お昼時だし人は少ないかと思いきや、年寄りだらけ。あなたたちも時間を潰すのに必死なのね。消化試合。

それにしたって、やはり日本という国は平和。こうして昼間っから湯船に浸かってチャプチャプしていられるんですもの。他国の誰かからみれば、きっとここは天国。

そうして帰路につく途中、目に入ったのがたこ焼き屋さん。天国ついでに、たこ焼きで一杯やってやろうと思いついてしまったものだから、もう我慢ができない。

エビスビール買って、たこ焼き買って昼間から飲む。最高!

「焼き立てで熱いんでね、気をつけてくださいね」

いやいや、あきらかに今、保温室から取り出したよね、そのたこ焼き。すでにパックに入っていたよね?焼き立てじゃないよね?

ここまで、あからさまに言われると反論する気もなくなる。

「どーも」とたこ焼きを受け取る。いいんだ、焼き立てだろうが、そうじゃなかろうが。たこ焼きとビール。この組み合わせで時間が過ごせれば文句はないんだ。

ソース少ないじゃないか!マヨネーズも全然足りないじゃないか!粉もんにはたっぷりソースかけときゃ間違いないんだよ。味濃いめのソースをたっぷりかけときゃそれだけで美味いんだよ。

結局、文句タラタラ。今は15時44分。ビールはすっかりカラ。たりねーじゃねぇか。

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