偽物買ってもうたー!にならないように Nike Air Jordan 11 Concord(コンコルド)

大分旬も過ぎてしまった(本日は2019/5/12)話題ではありますが、備忘録としても残しておきたく。

2018/12/8にSNKRSで発売されたAJ11コンコルド。待ちに待った一足でした。

SNKRS先行発売がどうやらあったようで、そこで当然のごとく選に漏れ焦りました。どうしても確実に・すぐに手に入れたかった自分は、メルカリ、ラクマ、ヤフオクを見て、ラクマで出品されていたものを購入することを決めました。

「定価約25000円に対して29800円は悪くない・・・・」

と思ったのが間違いでした。

結果を先に書いておくとラクマで購入したものは明らかな偽物でした。しかしながらとても精巧な偽物でした。

運よくABCマートで当選し(はじめて!)完全なる本物が手元にあった為に比較して気づくことができました

【フリマアプリで購入する場合の教訓】

・出品者の評価は必ずCheck→ゼロは論外

・相場に対して安すぎるのは注意

・出品者が大阪or沖縄は注意(らしい。仲間からの情報)

・ラクマは圧倒的に偽物確率が高いらしい

【見定めPoint-BOX】

外箱比較

左側が正規品(US8)、右が偽物(US7.5)です。
右は若干サイズが大きく、何よりも新品にも関わらずボコボコになっている。SNKRSでも、海外輸入(ENDなど)でも基本別箱に入って送付される為輸送過程でここまでダメージがあることは考えにくい。

裏側はよく似せてますね。

偽物BOX写真(拡大)

結構ダメージあります。

【見定めPoint-黒タグ】

裏側。左が本物で右が偽物です。フォントが大きく違います

表側。これが本物です。

こちらが偽物です。表面だけだとわかりづらいですね。

【見定めPoint-納品書】

個人的にはこれが決定的に偽物だと確信したPointです。

まずはこちらは本物の納品書です。

個人情報はご丁寧に切り取られています。注目してほしいのは商品名・カラーのところです。拡大しますと・・・・

コンコルドの”コン”が”ユン”になっております!


こちらが本物ですね。

よくよく見てみると紙質や印字の質もかなり違います。

こちらが本物の納品書です。

こちらが偽物ですね。若干にじみがあり明らかに印刷であることがわかります。

【見定めPoint-インソール】

これも決定的ですね。このあたりもっとうまく作ればよいのにとすら思います。

左が偽物で右が本物です。

本物は裏側が白です。

偽物はAJ12となってますね(笑)

本物はきちんとAJ11となっています。

【見定めPoint-本体】

ここも見分けるPointではあるのですが、比較ができないと判断は困難です。

左が本物で、右が偽物です。Shapeが本物は上にかけてすっきり細くなっていますが、偽物がずん胴であることがわかります。

これが本物。

こちらが偽物になります。繰り返しますが比較なしで見ると本当にむつかしいです。

上から見るとこのようになります。上側が本物で下側が偽物です。

【見定めPoint-革の質感】

分かり難いのですがジャンプマン周りの革の質感も全く違います。手前が本物で奥側が偽物です。

ジャンプマン自体は靴によってもまずまず違いが出ていますので本物同士比較してもあまり意味がないかもしれません。

これが本物です。レザーは非常になめらかです。

こちらが偽物となります。小さな丸い穴がぽつぽつと開いているのがわかるかと思います。

【見定めPoint-紐】

分り難いと思いますが、少しふんわりしているほうが本物です。左が偽物で右が本物となります。

【見定めPoint-シュータン】

本物です。Jumpmanの黒い帯がまっすぐに縫い付けられています。

偽物です。黒い縫い付けがまっすぐとは程遠いです。

横から見ても大きく曲がっています。

実は他にも「エナメル革の薄さ」とか「カーボン部分」とか見るべき箇所は多いのですが写真で若干伝わり辛く誤解を生む可能性もありここでは割愛します。

【結論】

フリマアプリで購入する場合は本当に注意が必要です。

買ってからは比較対象になるべきものが隣に無いと真贋判断はかなりむつかしいと思います。

特にAJ11 Concordのように

・人気が高いモデル

・発売が決まってからリリースまでに時間が開いている(=偽物業者がしっかり作りこむ時間がある)モデル

は要注意です。

【最後にーTIPS】

でも、どうしても欲しい靴がある場合、フリマアプリにワンチャン望みを託したくなる気持ち、ものすごく分かります。

その場合、購入し、商品が手元に届いた後に必ずやってほしいことがあります。

それは、「ビデオを取りながら箱を開ける」です。

偽物とわかっても悪質な出品者は「すり替え」という言葉を使って何とか受け取ってもらう理屈をつけてきます。

その場合に「ビデオをとりながら箱を開封しているのですり替えではない」という情報をInputできるだけでも悪質出品者との交渉をとても有利に持っていけます。

私はそれを交渉のかなり最初のほうからカードとして使い、うまく牽制することで返品・返金を勝ち取りました。(実はAir Max1 atmos elephantでも引っかかっておりVideoを切り札に返金を勝ち取っています)

本来であれば、そのような状況にならないのが一番良いのですが・・・・笑



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