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#talk 3-3 : ひとつ、すすむこと

※ #talk 3-1 : 「心の腐敗」
※ #talk 3-2 : 「親子の錆」


こんにちは、矢尾田です。

昨日、生まれて初めて精神科のクリニックへ行ってきました。
( 今のところ、このまま同じクリニックに通う予定ですが、
 私以外にも通院されてる方はたくさんいらっしゃいますので、
 安全を考慮させていただきまして、
 クリニック名や場所は伏せたままにさせていただきます。 )

病院へ行くきっかけになったのは、現在お付き合いしている彼氏です。
精神的にとても不安定な私のために、提案をしてくれました。

初めは、精神的に不安定な私が怖いからかな?とか、
病気ってことにしたいのかな…?なんて考えてしまいました。
でも、私が苦しくて泣いていたら、必ず優しく寄り添ってくれるし、
「しんどいね」「苦しいね」と心から心配をしてくれました。
今ではそんな優しい彼を、疑ってしまったことを恥ずかしく思います…。

2月半ばに仕事を辞めてから、彼の家に居候させてもらい、
私の調子は彼と長い時間を過ごすことで、
少し良くなったように思いましたが、根本の解決にはならず、
二人でたくさん話し合いをしました。

決めてとなったのは、
病院へ行くことを難しいことだと思っていた私ですが、
体が調子悪かったら病院に行くでしょ?
心だって一緒だよ。何もなかったらそれでいいじゃん。
」と言ってくれて、
スッと納得することができました。
それは精神論や感情論ではなく、理にかなっていると思えたからです。


そこからは一緒に通える範囲にある病院を検索し、
口コミを考慮した上で、今の病院にしようと二人で決めました。

予約制のクリニックでしたので、
電話で彼も一緒に行ける日を予約しました。
物腰優しい受付のスタッフの方に対応していただき、
電話一本かけるのに緊張してしまう私ですが、
しっかりと受け答えすることができました。

また、その電話の際に、
「HPにある動画を視聴しておいてください」とのことだったので、
二人で視聴し、クリニックの目指すものや、
治療法について予習をしました。

内容は実に不思議なもので、自分が思っていたものとは異なっていました。
ですが、欝の寛解率と再発率がものすごく良い数値で驚き、
ここの病院になら頑張って通ったら、変われるのではないかと、
少し希望を持つことができました。


当日。
別の場所へ彼と出かけてから向かいましたが、
病院に近づくにつれて緊張が高まり、そわそわ…。

病院内に入ると、受付の方が優しく声をかけてくださいました。
保険証を提出後、数枚の記入用紙を渡され、
そちらの記入を行いました。
内容は、
・問診表
・最近の状況について
・当日に気分について
…こういった感じのもので、そんなに難しいものではありませんでした。

記入後、少ししたら診察室へ呼ばれました。
きちんと話ができるか不安だったので、
診察室には彼も同行してもらいました。

診察室には、2人。
先生と、もう一人カウンセラーの方?がいました。

時間としては、大体1時間程度お話をしました。
内容は、
・病院にかかった経緯
・現状
・現状に至るまでの経緯や原因
・何が一番困っているか
・家族関係について
…と、そういった感じでした。
彼にもしっかり話を聞いてくださり、客観的な私の状態も
確認してくださいました。

その後、一度退出し、
もう一度「今日の気分について」の診察後の部分に記入をしました。

書き終わった後は、もう一度カウンセラーの方に呼ばれ、
つぎは違う検査用の用紙に記入をしました。
4枚ありましたが、全てチェック項目だったので、
時間もかからず話すよりスッキリ答えることができました。
チェック項目は、基本的に家族(主に両親に)ついてです。
「あぁ。私にはぴったりだなぁ。」と思いながら、
「はい」の項目にどんどんチェックがついていくことを
少し悲しく感じました。

この際は彼は待合室にいましたが、
私の診察後、彼も同じものを受けることができました。
結果も出していただけるようです。

以上で終了ということで、
受付で支払い後、次の受診日を決めました。
結果が出るのが一週間後とのことでしたが、
ピッタリ一週間後には空きがなかったので、
彼が一緒に行ける日を探し、決めることにしました。

退室後、特にたくさん話をしたわけではありませんが、
緊張からの解放のためか、ぐったりしました…


初診については以上です。
印象としては、すごく柔らかく親しみやすい雰囲気の病院でした。
院内はとても綺麗で清潔感があり、
受付の方もみなさん優しく対応してくださいます。
トイレにはしっかりナースコールや
気分が悪くなった方の為に、口を濯ぐ用のコップがあったりと、
細かい部分にもたくさんの気遣いがあるなぁと思いました。


次の診察では、今回の結果がでるようなので、
不安と興味の半々の気持ちです。

どんな結果にせよ、真摯に受け止めて、
次の一歩に進めるよう努めたいと思います。



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