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愛の花
結婚が恋愛のゴールだとは思わないし、付き合うことが恋愛の始まりだとも思わないし、気持ちを伝えることが恋愛の正しい選択だとも思わない。
私は幼少期の時の方が、今よりも自分の気持ちを言えていたような気がする。
もちろん、大人になった今はいろんなことを知って、いろんなものを見たからというのも理由の1つ。
だけど、それ以上に「恋愛」の概念が自分の中で変わったからだと思う。
学生時代の時、私は好きになった人にはとにかく気持ちを伝えないと気が済まなかった。
だから好きになる度、告白していた気がする。
だって、「好きです」って言われて嫌な気持ちになる人はいないし、自分の気持ちを大切にしたいと思っていたから。
でも、大人になってからは、気持ちを伝えることがなくなった。
恋愛に臆病になったから、とかではないと思う。
「気持ちを伝える」ということが、その人を「大切にする」というわけではない。
何となくそう感じるようになったからです。
悪く言ってしまえば、告白なんて自己満だと思う。
言って、スッキリさせたい。なんだかそんなふうに聞こえる。
告白されて嫌な気持ちにはなる人はいない。
だけど、困ってしまう人はいるんじゃないかなって思うようになった。
気持ちを伝える選択をあえてせず、相手の気持ちを大切にしたい。
私なんか置いてって、自分の夢に向かって欲しい。
あなたが歩みたい人生に花が咲くように、少し先を歩いて種をまくだけでいい。
血と汗でにじむ足跡が、やがてたくさんの人に見てもらえるように。
私はその後ろで水をあげるだけでいい。
たくさんの花と後ろ姿を見れるだけでいい。
そう思ってしまう人が現れてしまったから。
報われる、報われないとかどうでもいい。
愛してるってそうゆうことなのではないか。
aS
p.s.
あいみょんさんの「愛の花」という曲が好きで、ちょうど書き溜めていたこのnoteを書き進めていたら、タイトルがぴったりだなと思って拝借いたしました。
いつもステキな言葉を綴るあいみょんさん…!ほんとリスペクト…!
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