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世界でいちばん尊敬する人


年が明けました。
少し遅めのご挨拶ですが…
今年もどうぞよろしくお願いします。

年の初めから心苦しいニュースが続いていて、ちょっと心が疲弊していました。

人災ではなく自然災害となってしまうと、いつどこで自分の身に起きてもおかしくない。
だからこそ、余計に被災された方を他人事に思えず…

私と同じように今年の抱負や思いを胸に、穏やかな元旦を過ごしていたのにと思うと、悔しい気持ちでいっぱいです。

自分の出来ることは何か、常に考えていきたいと思います。



そんなこんなで心身ともにダウン状態だったというのと、年末年始は実家で過ごしていたこともあり、年明け早々身の回りの家事は疎かに…。

特に自炊が全く出来なくなって、外で買っていました。

そんな時によくお世話になるのが、「ほっともっと」…!笑
家から近いのもあり、よく使わせてもらってます。

ただ自炊よりも1食当たりの値段が高いので、徐々に金額を気にし始めて後半は1番安い「のり弁」にしていました。


その時に、ふっと思い出したことがありました。



「そいえば、お母さんはいつものり弁だったなぁ」と。



実家暮らしの時もよく買っていて、家族みんなの弁当を買い出しに行っていましたが、その時に決まってお母さんは「のり弁」でした。




今思えば、親の口から「お金が無いから…」というような言葉は一切聞きませんでした。

決して裕福ではなかったはずなのに、お金が無くて不自由だった思い出は何一つなかった。
むしろ、自由に選択肢を与えてくれた。

もちろん「何でも買ってくれた」というものではない。

習い事を始めたいと言えば、私からちゃんと理由を聞き出し、「それなら」と言って月謝を払ってくれた。

公立よりも高い学費にも関わらず、「この部活があるからここの私立高校に行きたい」と言えば、学費を払ってくれた。

大学生になり一人暮らしを始めて実家を離れても、身の回りの事はもちろん、金銭面でもフォローしてくれた。


でも大人になって自分一人で生活していると、「それなりに金銭面大変だったろうなぁ」と、自分のお財布事情を考える度に思います。


大人になって客観的に親を見れるようになった今でも、やっぱり親はすごいなぁと思います。
もちろんみなさんの親もすごいですが、私の親がすごいと思う。
自慢じゃないですが、言わせてください。


私の親がすごいんです。笑


お父さんにも感謝するところはたくさんあるけど、やっぱりお母さんには頭が上がりません。


物事の本質を見て、一見放任しているように見えて、ちょっとした会話でさらっと核心をついてくる。




お母さんが本気で怒ったのは1回だけあって、ちょっとだけ嫌な思いをして何となく習い事を辞めたいと言った時だけだったように思います。
それ以外もあったかもしれないけど、記憶が無い。

でもこれだけは記憶がある。そのぐらいまじで怖かった。



理由は単純で、お母さん自身がその経験をして人生で1番後悔したから。
何となくキツイからという理由で卒業前に途中で部活を辞めてしまい、大人になってすごく後悔したと言っていました。

自分でやるって決めたことは、なるべく最後まで納得するまで続けて欲しい。
自分と同じような思いをして欲しくない。


その一心であんなに本気で怒れる母を尊敬しています。



今では子育てをする前から好きだった「ライブに行くこと」にどっぷりハマって、推し活に忙しいお母さん。
私よりSNSを駆使して、同じ推し活仲間と遊んでキャッキャ言ってる母は、子どもみたいで。
でもそうやって楽しんでる母を見れて、嬉しいという気持ちと。


私がもし母親になることがあれば、絶対お母さんみたいな母親になりたい。
お世辞でもなんでもなく、ガチで。



だからお父さんには申し訳ないけど、結婚式挙げるならお母さんとバージンロード歩きたいな、って思います。笑
(これお父さんに言ったら絶対マジで悲しむので、口が裂けても言いません。笑)


バージンロードを歩いた後に、お相手の方に私の手を渡すのはきっと、お母さんがふさわしい。




だって今も昔も、私はいつでもお母さんの手のひらで転がされてるから。







世界でいちばん尊敬する人、お母さんへ。



推し活ファイト!!!!!笑


aS

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