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やりたいことあるけど、忙しくてできない場合


リアルな生活との両立について考えてみます。


受験や仕事など、何かやらなければならないことがあり
「創作活動は一時棚上げ」という事態・・・

数日間のことならいいですが、数週間はやや危険
数カ月~1、2年単位になるとこれは

遠距離恋愛みたいなものです。

カメ飼ってたのを、飼いきれなくなって近所の池に放して、たまにエサやりに行く
みたいなものです。

うまくすれば、カメが1~2年後もそこにいてくれる可能性もあります。超ラッキー、希望的観測です。

でも行方不明になるかもしれない。
死んじゃうかもしれない。
生きてるけど野生になりすぎて、もう一度飼いたくなった時、二度と捕まえられないかもしれない。


カメにしてみれば「勝手なんだよおまえ」ってことです。
「あたしにも事情が」「親が」「会社が」って言われても「知るかい!」ってことです。

創作や表現は、カメです。生き物です。生ものです。

距離を置くことにはリスクがあり、代償を払うことになるかもしれません。

そのへんは、わからない人にはわからないので、
「いったん池に放して、ヒマな時だけ会いに行けばいい」
「今は別のことに専念して、またいつか余裕ができたとき飼えばいい」
みたいな感じの、殺生なことをサラっと言ってくるかもしれません。


しつこいようだけど、アイディアは生き物なの。
趣味は趣味でも、ゲームとかショッピングとか、キャンプとか旅行とか、息抜きにやってたスポーツとか、そういうのとは別物なの。

逃げます。
死にます。
腐ります。
土に返ります。

特に小説やマンガの、長編ものの中断は、そのまま永遠に完成しなくなる可能性大です。

事情があってやむなく手放しちゃったけど
また取り戻したくなった人は
カメ(作品)を神棚にまつるくらいの勢いで
「本当にごめんなさい、もう二度と放しません」
と謝って、誠心誠意、手間暇をかけて
許してもらってください。


私は、とりあえず外部の事情は無視して
自分が飽きたりイヤになったりしたタイミングや、
他に夢中になることができたタイミングで、
別れの時が来たという自然な感覚があったとき、手放すことにしています。

でも、それはそれで覚悟いる。



(日記20160718)

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