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"帯をギュッと”締めましょう

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令和6年7月30日 今日もクルクル通信2171号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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慢性的にカラスに荒らされている、ゴミ捨て場があります。周囲に多くのゴミ置き場がありますが、生ごみが散乱しているのはそこだけです。
なぜか?近隣住民が、ごみ収集日の朝ではなく、前夜から捨てているから。(そこは、特定のマンションやビル専用のゴミ捨て場ではないので、管理人さんが、ごみ収集日当日にまとめて出すようなことをしていない)
あまりにひどいので、自治体が「カラスがゴミを荒らすので、ゴミは当日の朝出してください」という張り紙が作成するようになりましたが、効果があったのは、最初の一週間程度。すぐに元の木阿弥となりました。

この光景を見るたびに、(つまり、ほぼ週二回)
「あー、ここの界隈の人は、自分勝手な人ばかりなんだな」
って思っています。
ルールを守っていれば、こんなことは起こらないのですから。賢いカラスは、完全にそこを狙っています。

ただ、
こんな心無いことをしているのは全員ではなく、僅か数人なんですよね、きっと。
でも、誰かを特定することもできないから(張っていればすぐにわかることではありますが)
「あの一帯の人は自分勝手」というラベリングをしてしまっているのです。

一部の人が、その全体のイメージを悪くする。認知バイアスで言うところの「代表性ヒューリスティック」です。もしくは、「過度の一般化」。

制服を着た学生が、買い食いしたり、大声で話をしているのを観た人が、学校にクレームの電話を入れ、「あの学校の生徒は、マナーが悪い」と思ってしまうのもそれですよね。そして、それを周りに吹聴し、学校全体のイメージが悪くなる。「悪事千里走る」。

電通の新入社員研修で、
「外の人から見たらアナタも電通人。「新入社員だから」というのは一切通用しない。ちゃんとしろ!」
と指導されましたが、これは、そういうことだったのだと、今になって思います。一度ついてしまった負のイメージを払しょくするのって、10倍の労力を要しますからね。感覚的な話ですが。

個人においても同様です。どんなに普段の行いが良くても、たった一つのネガティブな行為で評価が180度変わってしまうことがあります。
「そんなことを言っていたら、息を抜く暇がねーじゃねーか!!」なんてツッコミを喰らってしまいそうです。実際、世の中はそうなっています。

でも、そんな心持ちで生きている人はほぼいないので、甘えることなく、"帯をギュッと締めて"さえいれば、一発レッドカードを喰らうことはないはず。
そう信じて、今日も積み重ねていきましょう。
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【今日のうねり】
どんなに普段の行いが良くても、たった一つのネガティブな行為で評価が180度変わってしまうことがある。
息を抜く暇がないのがこの世の中。
でも、甘えることなく、"帯をギュッと締めて"さえいれば、一発レッドカードを喰らうことはない。
そんな心持ちで生きている人はほぼいないから。

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