見出し画像

消えた日焼け跡

=========
令和6年4月22日 今日もクルクル通信2072号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
=========

両足のくるぶしに線が入っていました。それより下と上では、同じ人間?と思う程色が全く違うんですよね。上が黒くて下が白い。。理由は?というと、大学4年間続けたラクロスで、「くるぶしソックス」を履いてプレーをしていたから。

3週間ほど前、沖縄の浜で、日向ぼっこをしてる時に、その境界線がほぼなくなっていたことに気づきました。部活を辞めてから20年。日焼けが消えるには、20年もの時間が必要だと思い至りました。
一方で、目の前にいたライフセーバーのお兄ちゃんは、焼き過ぎてしまった焼き芋みたいな色をしています。

これを見て、
日焼けって自分の体に刻み込まれた経験の厚みのようなもの
だと思ったんですよね。たかだか4年間とはいえ、その間に浴びた太陽の量、すなわち日照量は、これまでの人生で最大でした。毎朝6時30分にはグラウンドに到着し、帰るのは12時30分。1日6時間を週5日。年間200日だとすると、年間で6,000時間。4年で24,000時間。俗に言う、「1万時間の法則」の2.4倍です。

ライフセーバーの色が異常なのも、これと同じでしょう。6-9月の4か月120日、1日10時間、毎年太陽を浴びていたら、誰だって、あの色になるんです、きっと。そして、あの色が抜けるのは、私の肌のように10年単位の月日が必要になるはず。

これらを考えてみると、
日焼けって、能力やスキルを開発するプロセスと似ている
と言うことも出来そうです。
薄い長期間よりも、濃い短期間の方が身につくから。

大学ゴルフ部の友人は、20年経った今も、一切練習場に行かなくとも、年数回のラウンドでは80台で回ります。でも、社会人デビューのゴルファーは、そんなスコアを生涯出すことができない人も沢山います。
これも、4年間に打ち込んだ球の数、ラウンドした数が圧倒的に多かったからなのだと思います。

もし、獲得したいものがあるとしたならば、
「薄く長く」ではなく、「濃く短く」。
勝負どころでは、時間の塊を作って徹底して取り組むことが大事。

そんなことを、消えた日焼け跡が思い起こさせてくれたのです。
*****
【今日のうねり】
獲得したいものがあるとしたならば、
「薄く長く」ではなく、「濃く短く」。
勝負どころでは、時間の塊を作って徹底して取り組むことが大事。
でも、最強は、濃く長く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?