王者決定戦2日目

という訳で結構詰められました。1日目に一人勝ちしたがために三人の標的になり着順を確保する事が困難でした。今までに経験したことの無い大変な闘いだったと思います。

こういう条件戦は長く北海道最強位戦に出ていた鷲見さんが一番慣れていた感じが出ていましたね。良さが物凄く出ていたと思います。本田くんも持ち前の頭脳でナイスプレイをバンバン出していました。太田さんは腹の括り方が凄くて短期決戦の中で負けを恐れないメンタルが持ち味かなと思います。僕はフリーあがりの野生児なのでこういう条件戦はイメージこそあれあまり体験していなかったので、中にいくつか緩いプレイが出ていた気がします。去年の決定戦と全然違うんだもん。

でもそれが今の実力だし、その中で自分の選択を信じてやるしかありません。地力では負けているつもりは無いので最終日、力勝ちして優勝したいと思います。この2日目は三人でとにかく僕のポイントを削ることに注力していたと思いますが、3日目は太田さんも同じ立場で下からの突き上げに苦しむことになるでしょう。今のポイント差をうまく活かして立ち回れればなと思います。

3回戦目、痺れる点況でオーラスを迎えました。

東家:36400(鷲見)
南家:26400(本田)
西家:28100(太田)
北家:28100(あると)

供託1本でドラ1mです。かなりまとまった手が入ってくれたにも関わらず本田くんから早いリーチが飛んできます。振り込みは許されない、ツモられは太田さんと分け。そして形は↓

(実際はツモ2m)本田くんのリーチには字牌と9pと5m(リーチ前か後か忘れた)が通っていたのは覚えています。3択のターツは2m以外全て無筋、死亡確定です。でも何か切らなきゃなりません。タンヤオに寄せたいんだけどドラが1mで23mにも手がかけられません。本田くんはマンガンツモでトップなのでドラ側愚形は十分にありえるのです。

何十秒長考したかわかりませんが、半ばヤケクソで7pを切ることにしました。結果的にこれが好手で同じく前に出てきた太田さんから3sをチーしてど終盤にペン4mをアガリ切る事が出来ました。二人でどれほど筋を通したかわかりません。太田さんに至ってはドラもプッシュしていました。

速報で知りましたが本田くんのリーチはこちら↓

やりました。これこれ、こういうの。放送対局でもチャンスあるといいな。この2着が4着だったら40ポイント縮まっていた訳ですから本当に紙一重の勝負です。最終日、今からドキドキしています。みなさんもよかったら放送見てください。本部の決定戦に負けないくらいの勝負を魅せますよ!(今日は最高位決定戦最終日!)

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