第2期くろひげリーグ結果

第1期の出来事は覚えていますか?決勝のメンツは小原アルト(固定)本田晃一(ゲスト)橋本柊子(成績1位)石田光貴(成績2位)の4名。本田との熱い競り合いを制し小原の優勝で幕を閉じた。前回予選は32半荘での勝負だったが、今回は10半荘のスパンでの勝負で多くの人にチャンスがある形にした。

その結果1位が宿波智(314.2)2位が石田光貴(265.6)そこにゲストの第二回北海道王者の小澤孝紀を迎えての決勝戦となった。「手稲の申し子」と呼ばれる石田は前期も去ることながら今期は75半荘で679.8という圧倒的な総合成績を残し10半荘スパンもクリアして決勝に残った。宿波くんも前回良かったんだよな。手稲の水が合うのかな。

決勝が始まっても3回戦まで終始石田のアガリが目立った。いい押し引きしてたな。小澤の4巡目リーチツモ国士無双を親被りしたにも関わらず2着でまとめたのも凄かった。俺はちとキツかったなー。なかなかめくり会いに勝たせてもらえない中、観戦者の存在はありがたい。悔しさを共有できるから。

最終4回戦はここまで121ときた石田のウイニングランになるかと思いきや条件戦はそう甘くない。条件は小澤は石田とトップラス3万点差、小原は小澤まで1着順と15000点、石田まではトップラス65000点、宿波は小原までトップラス25000点差だ。

よーいどんで小澤の6000オールが飛び出す。待ち選択も間違えず海底でツモるという実力、スター性も申し分ない男。後は並びを整えて素点をちょっと足せばいいだけ。石田いきなりのピンチ。そこに小原と宿波のアガリも出てきてラスの位置へ。小澤は石田をあと1800点のところまで追い込む。

そしてやってきた南2局の小原の親番。今の所3着目で3万点上にいる小澤にさらに15000点を上乗せさせた形で着順をまくってやっと2着の位置。正直ほぼ無理。が、それをやるのが現北海道王者だ!

ドラの3s受けの12588というソウズと白白のイーシャンテン。白を一枚ふかし、そして2枚目もふかしたところでドラ引いてリーチ!この片割れシャンポンをツモって裏乗せてマンガン!ここから早いリーチ連発で点棒を上乗せする。

宿波もドラカンの勝負手を入れるが小原にテンパイを取られて連チャン。次局もすぐさま宿波から役牌絡みのポン2つの素早い仕掛けが入る。先に2sを切っているところの4sポンだったためホンイツは薄そうでソウズを持っていないんじゃないかと読み小原が7s単騎の七対子のリーチを敢行。これをツモり3200オール。気がつけば小澤と30000点差をつけたトップ目だ。今度の標的は石田。あと14000点!

しかしここでやっと石田のアガリが出る。300.500だが重い一撃だ。一番近い小原の条件は倍ツモ。最後の親番は宿波、リーチをツモり裏を3枚乗せて一矢報いるが最後は石田が自力で決着。石田「正義は勝つ」

かくして第2期くろひげリーグ優勝「手稲の帝王」の冠は石田に渡ったのであった。いやー、強かった。いい打ち手になったなぁ。これからも切磋琢磨して俺も成長させてもらおう!いい麻雀でした!また次回!

snsに載せるとは思えない字の完成度

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