備忘録③ 夢遊病者は此岸にて
どうもどうも、或人です。ちょっと久しぶりになっちゃったね。
さて、今回は二回目のライブで一曲目に披露したキタニタツヤさんの「夢遊病者は此岸にて」という楽曲について。タイトルからまたパンチ効いてますよね笑
それではさっそく…
①楽曲について
この楽曲は動画投稿サイトにて2017年に鏡音リンちゃんを用いた楽曲として投稿されました。その後キタニタツヤさん自身がカバーした動画も投稿されています。サウンドもキレッキレですがどこかお洒落に感じる不思議なテイストの楽曲となっております。多分今まで歌ってきた曲の中でも一二を争うほどに歌詞は尖った曲になってると思います。気になる方は↓よりお聞きください!
②なぜこの曲をライブで歌ったか
一回目のライブを終えて、またライブに出ると考えた時に、どんな楽曲にしようか本当に悩みました。一回目が「悪魔の踊り方」と「イドラのサーカス」でかなりパンチ効いた感じだったので…。方向性としてどんな曲を歌っていきたいのかをめちゃくちゃ考える時期でした。そして色んな曲を聞いてはあーでもないこーでもないとずっと堂々巡りで…。そんな中この曲にふと出会いました。っていうか前々から知ってはいたんですけど曲の候補を探している時にふと出会ったといった感じですね。キャッチーなメロディーと人間の内側から溢れ出て止まらないような負のエネルギーに一瞬であ、この曲を歌おう。と思いました。自分は普段やっぱり自分を押し殺して生きてしまいがちなので、解放したいという気持ちが強いみたいです。歌詞の内容はかなりどんよりとしていて、自分の浅ましい部分も全部引きずり出されるそんな曲でしたが、自分がこれからステージに立ち続けるためにはさらけ出して歌わなきゃと思って歌いました。過去一長い能書きでワロタ。
③個人的解釈というか感想というか
自分は夢遊病になったことは無いはずなので分からないですが、なぜかこの曲に共感するフレーズが多々ありました。
自分はどうやら結構根暗でネガティブ思考らしいのでめちゃくちゃ刺さってしまいました。夜ってマジで考えなくてもいい事がフラッシュバックしたりしますよね。自分だけかもしれないですが。そんな現実よりも幸福な夢を求めます。未来に漠然とした不安を感じる時もあります。誰かが言ってたんですけど未来について考えると人は不安になるらしいですね。ちゃんとした内容は覚えてないから間違ってるかもしれませんが…。
共感できるフレーズもあれば、おいどういうことだってばよっていうフレーズもあります。サビ頭とか特に。
凄くないですか?このフレーズ。個人的にはこの曲の主人公は実際は君を殺してはないし現実と夢と何もかもがごちゃごちゃになっている様子を表してると思ってるんですけど。この曲の主人公は罪を呪いに救いを求めてしまってるんですよね。救われるはずないのに。でも少しだけ、不幸って自分を救ってくれる気がするのも分かります。自分は不幸だから優しくされるべきだ。みたいな。不幸自慢って言葉があるくらいですもんね。そんな軽忽で稚拙な自分を自分が許してしまう前に、終わりを求めてしまう。自責と承認欲の成れの果てに辿り着く場所はどこなのか。
④最後に
なんか回を重ねる毎に長くなってる気が…。完全に余談なんですけどこの曲歌ったライブの2週間前にコロナにかかっちゃったんですよね。本当にライブ前日までまともに歌えるような状況じゃなかったんですけど鼻うがいと龍角散の力を借りてなんとかライブをやりきった記憶があります。(療養期間は終了してたんですけど後遺症が酷くて…)少し頭もフワフワしたままだったんですけどそれが逆にこの曲とマッチしてた気もします。あの時にしかできなかったパフォーマンスになったかなって思います。それはそれでどうなん?って感じですが…。
そして実はこの曲をパフォーマンスした様子をyoutubeにあげております!↓よりぜひご覧ください!
気になった方はぜひライブへ…!𝕏にて宣伝しておりますのでフォローよろしくお願いします!!
それではまた次回お会いいたしましょう!
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