クソデッキ供養祭 5日目 ～ラクドス「ノー」スキャム～
はじめに
どうもArusです。
いろんなデッキを回したい民なので、過去に作ったデッキたちのパーツを寄せ集めることで他のデッキも回そうと思えば回せるということはよくあります。
でも他にそのデッキを回す人が沢山いるし別にいいかなってもなります。ナンバーワンよりオンリーワン。
とは言え本当にいつでも回せるという訳ではありません。メタゲームの変遷でとても持ち込めるような水準でなくなったというのもありますが、禁止改定でそもそも回せなくなると言うこともあるのです。
イク洞リリース直後の全盛を極めていた当時の【ラクドススキャム】もその一つで、不死系スペル以外は揃っている状態でした。
しかし、202312/4の禁止改定が告知され流石に【ラクドススキャム】も遂にお縄かということで、足りないものを買って思いで作りに店舗大会に持ち込んだのでした。
2023/12/03 @晴れ川
1R カスケードクラッシュ 2-0
2R ジャンドサーガ 2-1
3R ハンマータイム 2-1
4R id
5R id
QF バーン 1-2
デッキが強すぎてあっという間に8位入賞。
準々決勝のバーンも3本目に土地1キープで延々と2枚目の土地が来なくての負けなのでもう少しArusがまともならもっと上まで行けてたはずという内容。
流石は環境トップデッキだなー。これは《悲嘆》禁止待ったなしですわ。と思っていた矢先に飛び出して来たのは……
《激情》と《豆の木を登れ》の禁止でした。
3日目を見ていただければわかるのですが、《激情》と《豆の木を登れ》を搭載した【ドメインズー】で店舗予選を突破し意気揚々とエリア予選の準備を進めていた中でのこの告知に、エリア予選で持ち込むデッキを考え直す必要が出てきたのでした。
そんな中で生み出されたのが今回のデッキです。
デッキ紹介
時期としては禁止改定後のイク洞環境です。
不死ギミックを排除した純粋ミッドレンジのラクドス。その名も【ラクドス「ノー」スキャム】。
モダン民だと知ってる人も少なくないであろうpipo兄貴(@Gamer_Pipo)が以前動画で取り上げていたものです。
上述の【ラクドススキャム】を持ち込んだ際に《ダウスィーの虚空歩き》の使用感が殊の外気に入り、【ラクドススキャム】が使用できなくても《ダウスィーの虚空歩き》を使いたいと思っての選択です。
まあ、最終的に世間では《激情》抜き【ラクドススキャム】に落ち着いたわけですが……
土地の枚数的に5マナ域が1枚欲しいとなったのでイク洞からの新戦力《骨集めのドラコサウルス》が入っています。ハマると超楽しい1枚なので、サイド後は長期戦になるタイプの相手に増量するためサイドボードにもう1枚入っているのが特徴。
購入した当時と執筆時（2024/05）では値段が半分になっていたりするので、実際の強さはまあ色々お察しです。
結果と感想
2024/01/02 @晴れ横
1R 青単トロン 2-1
2R グリクシスフラッシュ 2-1
3R 黒単スキャム（死の門の悪魔型） 0-2
4R マーフォーク 2-0
5R アゾリウスヒューマン（id後のフリプ）2-0
SF 黒単スキャム（死の門の悪魔型） 2-0
Final 5Cコントロール（カラスの罪コンボ） 2-1
三が日中の店舗大会ということで参加人数が少なくSEはトップ4で行うという中で4位抜けの後優勝。
使用感としてはやはり骨太のミッドレンジという感じで、メイン月4の殺意でトロン相手にもしっかりと勝ち切りました。
ただアンフェアへの対処は課題で、それが顕著に出たのが3戦目と準決勝で当たった黒単スキャムです。
《悲嘆》＋《まだ死んでいない》のお約束コンボに加えて《鋸刃蠍》や《オークの弓使い》、《ラゾテプの肉裂き》などをばら撒いてからの《死の門の悪魔》着地を狙ってくるタイプの黒単でした。
3戦目の時は2本とも《死の門の悪魔》をどうすることもできずに負け、準決勝では相手がコンボが決まらずミッドレンジ対決となり、今度はこちらが押し切るという形に。
決勝の【5Cコントロール】は各種カードで盤面をコントロールした後に《カラスの罪》を《時を解す者、テフェリー》の能力で相手のドローステップにキャストしてロックするデッキとなっておりました。
勿論5色デッキなので月嵌めが有効で、月嵌めが出来ればこちらの勝ち、対処できれば相手の勝ちといった体で何とか勝ち切ることができました。
時期も時期なのでローグが多かったきらいはありますが、優勝は優勝。
なんとか満足のいくデッキがエリア予選までに間に合ったことにホッとしたのでした。
で、肝心のエリア予選はというと……
2024/01/06@TC東京 0-3
2024/01/07@イエサブ秋葉原 3-3
2024/01/08@バトロコ高田馬場 1-3
2024/01/13@ミント横浜 4-3
2024/01/14@バトロコ柏 3-3
2024/01/20@CB矢向 0-2
特段いいとこなしで予選敗退となりました。
流石に普段の店舗大会とはレベルが違い過ぎです。
次にモダンで行われるときはもっと上を目指そう、
そう思いながら日常へと回帰していくのでした。
では次回。
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