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退院調整

あけましておめでとうございます。

年末年始忙しくて・・・。

記事アップが出来ませんでした。

そんなこんなで明日また緊急事態宣言。

なかなかな状況やね。

近くでクラスターが起きないようにはしないとね。


貴重なフォローを頂いている読者さんからのリクエストです。

ありがとうございます!!励みになります!

前回の記事でもあげた通り、入院・退院調整ってこのコロナ禍で大変になった。

感染防止の観点からどこも面会制限がある。入院されても家族であっても面会できない。ましてやケアマネなんて面会させてもらえないのが基本。

コロナ禍になる前は入院されてすぐと退院の話が出そうな段階で病院に行き、状態を確認させてもろて本人や家族、連携室の人達と調整出来ていたのが、ほとんど叶わなくなった。連携室の人達が全患者さんに関わる訳やないから、その病棟の看護師さんとか関わってくれているリハ職の方と調整させてもらうこともしばしば。これどうですか?あれどうですか?って、いくつか端的に確認し、こちらも在宅の様子を伝えて。

どんなケースでも、目で確認が出来れば、地域でチームを組みやすくなる。っていうか、病院含めてチームを組んじゃうように出来んねん。

それがこのコロナのせいで!!本人に会えないまま退院っていうのもある。そして病院はただでさえ忙しい上にコロナの事ものっかってきて、調整が正直間に合ってないんよね。それを在宅側も認識しておかなきゃだめ!

入院や退院でまず必要なのは、病院の違いを理解しておく事。急性期病院なのかとかリハ病院なのか、包括ケア病棟なのか、一般病棟なのか、緩和ケア病棟なのかとか。今、多くの病院がDPC方式(簡単に言うと病名で取れる点数が変わってくる。その点数を超えると病院は持ち出しが発生するから赤字になっちゃう。だから入院中にあれも診てもらおうこれも診てもらおうというのは厳しいんです!!)になってるやろから、病名で入院期間がほぼわかる。入院した時点で家族には退院がいつくらいになるのか確認して(入院時に病院から説明があると思います。計画書を病院が出してくれることも多いと思います!)もらい、退院日の目処をつけておく。リスクの高い方(独居、認知症、医療依存度の高そうな人など)は早めに連携室に介入を依頼する。(病院によっては入院時にスクリーニングしてくれる事もあり)入院患者さん全員に連携室が絡む訳では無いから、入院時点でリスクの高い人は情報提供を行い(在宅ケアマネは加算とれます)そこでこちらからも連携室の介入を依頼するのがベスト。近隣の病院の連携室のMSW(医療相談員)さんや退院調整看護師さんとは日頃から相談出来る相手になっておくと良い。一般的には制度に繋げたり経済的な問題がある場合はMSWさんで、医療依存度の高い人は退院調整看護師さんって事が良いけど、病院によっては入院病棟ごとやったりするから、そこも知っておくべき。入院時点で退院までの時間的猶予を確認してそれで動き方を決める。調整に1週間は欲しいやね。だから新規の依頼ケースで明日退院とかケアマネ決まったらすぐ退院です!とか言われるとおい!ってなるよね。退院当日に自宅に押しかけてあれやこれや調整なんて事もしばしば。医療依存度の高い人はできれば病院でカンファレンスして在宅の状況確認して退院!というか流れができるとよいんだけどねー。カンファレンスとかするとまた加算が取れます(病院や訪問看護、ケアマネが加算取れる)

もうね、出来ない時は諦める。そっから調整。それでええっていうか、それを本人や家族に説明する。そうするとね。そのあと在宅でらまた入院が必要な時本人や家族から前倒しで連絡くる。一回しんどい思いをするのも時には必要かもしらんね。




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