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【和歌山・大阪】青春18きっぷの旅日記

せっかく関西に住んでいるんだから、
もっと関西周辺を旅しよう。

そう思って、2023年夏人生で初めて青春18きっぷを購入しました。

今回は、青春18きっぷを初めて使用した和歌山旅についての旅日記です(おまけに大阪も)。

それでは、出発!!


和歌山旅〜混乱していないであろう南へ〜


2023年8月17日、私は大阪から和歌山へ向かいました。

なぜ、和歌山に行ったかって?

それは、8月15日に近畿に台風7号が直撃し西も東も新幹線が止まった影響で、東西のJR線が乱れていたからです。

南の路線、つまり和歌山ならそこまで混乱していないんじゃないか、そんな思いで和歌山へ向かいました。

和歌山駅に着くと、あれ?なんかみんなソワソワしていました。
なんと、きのくに線内で倒木があったようです。

結局、和歌山も運休やら遅延やらで混乱していました笑

まあ、急ぎの用事でもないし、私はノーダメージだったのですが、
ユーザーのみなさんは、焦っているようでした。

私は、のんびり和歌山駅から海南駅へ向かいました。

海南駅に着くと、30分くらい?バスを待って、
和歌山マリーナシティ(ポルトヨーロッパ・黒潮市場)に向かいました。

友だちから、
「クロアチア行ったとき、ポルトヨーロッパの再現度の高さに驚いた」
と聞いたため、今回ポルトヨーロッパに行くことに。

ヨーロッパの風景を体験しようと
わくわくしながら、ポルトヨーロッパへ降り立ちました。

ヨーロッパの生の風景を知らない私は、
遊園地みたいな風景だな、と思いました笑

ポルトヨーロッパの風景

ヨーロッパ風の建物が並ぶ風景を眺めていると、子どもの頃に訪れたハウステンボスを思い出しました。

規模といい、感動といいハウステンボスの方が上回っていたのが正直な感想です(マリーナシティのみなさんすみません)。

でも、ポルトヨーロッパ内を散歩していると、
友だちが再現度が高いと言った理由が分かったような気がしました。

規模は小さいものの、路地にいると本当の街にいるような感覚になるくらいヨーロッパの世界感が広がっていました。

再現度の高さについては、本物のヨーロッパの風景を見てからのお楽しみですね!

ポルトヨーロッパの裏路地

ポルトヨーロッパ内を散歩し終えたら
次は、黒潮市場に向かいました。

入り口では、でっかいマグロがお出迎えしてくれていました。

建物に入ると、市場のような賑やかさが!
そして、レトロなポスターが至るところに貼ってありました。

2階に食べ放題のレストランがあるというレトロな垂れ幕があって、
そこでお昼ご飯食べようかな〜と思い2階を探すも見当たらず。

あれ?おかしいなぁ〜と思いつつ、
他のレトロなポスターを眺めると...

ん??もしかして、演出??

書道教室の案内が貼ってあり、書かれている住所と市場で教室を開く可能性を考慮しておそらく本物じゃないな、と判断。

いゃ〜、どれが演出か、本物か見分けがつきませんよ笑
(もしかして本当にあったのかな!?)

黒潮市場へ行かれた際は、レトロなポスターに着目してみてください。
じっくり眺めれば面白いものが他にもあるかもしれません。
(もしかしたら全部本物かもしれません笑)

垂れ幕は演出だと判断した私は、
お昼は市場で海鮮丼を買ってテラスで食べました。

テラスで食べた海鮮丼とあら汁

私が食べた海鮮丼は、季節の地魚丼、
あら汁は、マグロのあら汁でした。

私は、基本あら汁は、鯛で作るので、
マグロのあら汁は、初めて食べました。

さすが和歌山!やっぱりマグロなんですね!

多分、味噌も食べ慣れた味噌じゃない、ご当地の味噌を使用していました。

味噌汁って、地域出るな〜。

食事を終えたら、バスで海南駅へ戻り、和歌山を後にしました。

倒木で乱れていたダイヤは、大雨の影響でさらに乱れたようで、何時間単位で遅延していました笑

東西JR線の乱れを避けた意味笑

何はともあれ、無事和歌山旅は終了しました。


おまけの大阪旅〜仁徳天皇陵のある堺市へ〜

和歌山から大阪へ戻る際、

途中、堺市に寄りました。

古墳や商人が有名な街「堺市」。

ずっと行きたいと思っていましたが、
なかなか行く機会がなく、今回時間があったので初めて寄ることができました。

おまけ旅といいつつ、和歌山旅と同じくらいのウェイトを占めているし、何なら元から意図的に組み込んでいたような笑

やっと来れた!とわくわくしながら、三石ヶ丘駅から仁徳天皇陵目指して歩き出しました。

近くから拝む仁徳天皇陵。
予想はしていましたが、近くから見ても全体像が分からず、スケールの大きさや偉大さに圧倒されない笑

古墳の周りを歩きながら、
高台があって見下ろせる訳でもなく、
古墳の全体像がどこかから見える訳でもなく、
こんな大きな古墳作ってアピール効果あったのかな?と考えていました。

後から博物館で、実は少し高い位置に古墳が位置しており、下から全体像が眺められたと聞いてからは納得しましたが、

周囲の建物の方が高い現在の地理環境では、
近くから見る古墳はもはや自然公園です笑

タイムスリップして当時の環境&姿で仁徳天皇陵を眺めたいな!

近くから見る仁徳天皇陵

仁徳天皇陵散歩が終わった後は、堺市博物館を見学しました。

堺の歴史、わくわくしました笑
華やかだな、という印象を受けました。

海から最先端の情報が入ってくる「堺」。

海運で物を仕入れ、発展した街「堺」。

海から堺に物や情報がもたらされ、
堺が歴史をつくっていく様子を思い浮かべ
一人微笑ましく思っていました。

もちろん、華やかな歴史の裏にはたくさんの悲しみもあるけど。

古墳時代には、どんな景色が広がっていたのだろうか?

大和政権の中枢は、ここでどんなことを考えていたのだろうか?

商人の街では、どんな人生ドラマがあったのだろうか?

田舎から来た人は、栄えた堺の街を見て、きっと目をキラキラさせただろうな。

堺が歩んだ歴史、そこで生きた人々の歴史を想像し、博物館の展示を眺めていました。

堺商人の展示を見ていたとき、
ふと薩摩藩が無利子250年分割で大阪商人から借金をして明治維新とともに踏み倒していることを思い出しました。

…うちの薩摩藩がすみませんでした。

支払い義務があるとしたら、誰が誰に払うのでしょうか笑

遠い薩摩と堺でも、歴史的に繋がりがあるのですね。良くも悪くも笑

堺市博物館の入り口

これで、今回の和歌山&大阪旅は終了です。

あと、青春18きっぷが4回分残っていますので、
まだまだ夏の旅は続きます!

#青春18切符 #ポルトヨーロッパ #黒潮市場
#仁徳天皇陵 #堺市博物館

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