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同じことやってて、この難局がの切れますか、~ 『変人枠』のニーズについて昇進試験会場で考える、の巻。


以前、マネージャー登用試験というものを受けさせられた。
正直、このペーパーテスト、全くやる気がおきなかった。
「こういう試験に受かる人が、この会社の難局を乗り切れるとは思えない」
これが、私の素朴な疑問だ。


学校の勉強が得意だった、
暗記が得意だった、 人しか、この昇進試験は受からない。


いや、これは私が間違っていたかもしれない。
「変化など、望んでないから、
 右から左に、同じものを流せばいい」

【波風立てないで、粛々と仕事をする人」が欲しい、ということか。 


「思考が停止してて、粛々と仕事をしてくれる人」が欲しいような、ペーパーテストだった。
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私は、全く逆だと思っていた。


今会社に必要なのは「変人」枠を設け
ることかもしれませんよ、社長。。。

江戸時代、役人に「変人枠」というものがあったらしい。
徳川幕府の最中に、「尊王攘夷」について研究していても
全く怒られなかった、と。


養老孟司先生は、この変人も受け入れる制度をほめていた。


確かにペーパーテストは必要だ。
マネージャー=管理者は必要だ。
でも、与えられたことを右から左に動かす人、
暗記の試験で【 カギカッコ 】を埋めるのが得意な人、
いわゆるお勉強ができる、マジメな人、
もう十分いるんじゃないでしょうか。


【 カギカッコ 】に収まるような人材が、
難局を乗り切れますか。


昨年度の決算報告、笑えませんよ、社長。


私の知っている天才SE、facebookのプロフィール写真は、
金髪の女性もののヅラをかぶり、笑顔だ。
ぶっ飛んでいる。


天才、ってこういうい人ではないですか(笑)
「変人枠」という言葉がストレート過ぎるなら、
extraordinary (非凡な、際立った)
eccentric (風変りな)   の意味で、
「チームE」 でもよい。
この会場で、100人のマジメそうな人たちが試験を受けている。
この中で、昇進試験に突っ込みを入れているのは
私ぐらいだろう。


チームEと、飲みに行きたい。
それにしても、毎年この試験で、違った意味でインスパイアされる・・・・

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