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「免疫力アップ、悪い女のワクチン」を接種したほうがいいのではないか、の巻。

【男性と女性、純粋なのはどっちだろうか】
「男のほうが純粋だな」
と、映画「ラ・ラ・ランド」を見た後、夫がボソっと言った。

 

あの映画をみて、私も感じた。
もしかしたら、そうなのかもしれない。
全員ではないけれど。

 

私が10年前に出会ったCくんを思い出した。

彼は、ずっと研究室にこもって、ひたすら研究を
してきた子だった。

私が出会ったのは10年ほど前だが、
今は何をしているんだろう。
悪い女に引っかからないで欲しいな、心配になるほど
ピュアな人だった。

飲み会の時に好みの女性のタイプを聞いたら、
「うーん、
ワンピースで、麦わら帽子の似合うふわっとした女の子」

と言った。
・・・漫画の中だにだけ存在するのではないか。
そんな女などいない、と思った私だ。

 

でも。
あれから10年がたち、男子を観察してみて思う。
彼の発言は、それはそれで、正しいかもしれない。

 

ふわっとした女子が、隣で笑っていたら、
男子はそれで幸せなのかもしれない。

ふわっとしていない私は、思う。

しかし、Cくんを見ると、私は同時に心配だ。
こんなに無菌状態で純粋培養されていて、
大丈夫なのだろうか。

「免疫力」はアップしなくてよいのか。我々は、コロナで思い知ったではないか。麦わら帽子の女子は、東京にはいないわよ。

「悪い女」の耐性を作るワクチンを作ったらどうか。
ちゃんと体の中に【抗体】を作る、のが目的だ。

昨年、私は南米に派遣される。
【ラテンの女子に振り回される経験が入った
ワクチン】
を作り、無菌状態男子に接種したらどうだろう。

村上龍が、以前書いていた。
「キューバの女子とは、生半可に付き合ってはいけない。
刺し違えるぐらいになる。
死ぬ気で付き合わないと」

それぐらい激しい女子たち。
ワクチンにはピッタリだ。

Aーメキシコ型
Bーペルー型  の2種類ぐらいで販売したいもんだ。

この抗体があれば、どこでもやっていける。

大学の生命科学研究科あたりで、誰かが作れそうな気がする。

Cくんのためにも、日本の未来のためにも。

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