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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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2020年7月の記事一覧

Google Siteを用いた 生徒によるクラス運営

こんにちは。おのれーです。久々の記事です。時間こそ短縮しているものの、毎日の通常登校が始まって1週間が経ちました。 休校中、分散登校中には、学校へのICTの導入、オンライン学習の必要性が世間でも話題となりました。私の勤務校でもちょうど全校生徒へのChromebook端末の配布の時期が重なったこともあって、一気に校内のICT活用が広がりました。 そのことについては以前次のような記事にまとめています。 では、通常登校が始まったところでのICT活用はどのようになっているのでし

部活顧問を「やる・やらない」の選択肢を。

 「働き方改革」「早く帰るように」と言われても、部活だけは見て見ぬフリをしている限り、現場の働き方は変わらない。その他の業務の精選も必要だが、部活こそが一丁目一番地である。部活の価値を否定するつもりはないが、望んでいない教員の無償労働を前提とし、断ることができない今の在り方は人権問題である。  ここ数年、組合の立場から「働き方改革」を訴えてきた。部活は生徒の自主的・自発的な活動であること。超勤4項目にも入っていないこと。教員の働き方は労働基準法に違反していることなどを発信して

治外法権な学校

生徒が問題行動起こしても法律で裁くことがない。 いじめでの自殺や器物破損盗難など本来罰せられるものが罰せられないことが非常に多い。 少年法により児童生徒は守られている一方で、償わなければならない罪者が同時にあると言う事は理解しておかなければならないはず。 これは子供だけではなく教員も同じ。意味もないところで生徒を泣かす事は大人が子供に対する虐待であり、児童虐待防止法により規定がある。しかしそのことを認識して指導している教員は何人いるのか。本来、知らないで済まされない法律

罰ゲームはやる気につながらない

 文体が違うのであれっと思う人も多いかもしれません。今回はちょっと違った視点からの意見を提供できればと思います。  僕は今年から教員になりました。ピカピカの1年生です。そんな僕がいきなり任されたのは、やったこともなければちゃんと見たこともないバスケ部の顧問です。運動音痴な自分にはかなりハードルの高い仕事です。ましてや1年目で何にもわかっちゃいません(部活動のしきたり、挨拶、指導方法、他にも盛りだくさん…)。それでいて毎日毎日この部活動に3時間取り組んでいます。コロナの関係で

なんで日記を毎日書かないといけないの?

 生徒にふと質問をされたことが数日前にありました。 「まじで真剣に思うんですけど、なんで日記って毎日書かないといけないのですか?真面目に書く内容がなくて困っています。」 その子は学級委員や班長をやったり、また成績も学年トップクラスの生徒です。そんな生徒がまさかこんなふうに思っているなんて知りませんでしたし、言われてみれば、自分も中学の頃、同じこと考えていたなと思いました。  たしかに毎日何行も書いてくるのは大変だな〜と思いながら、生徒の想いを聞いていました。  初めの

学級目標を決めるとき大切にしていること

 コロナウイルスのせいで学級目標を決めるのがかなり遅くなってしまっている学校も多いのではないでしょうか?  自分も7月に入ってやっと学級目標を決定でき、「これから頑張ろう!」となっています。もう1学期が終わろうとしているのに…  学級目標って何のためにあるんでしょうか?なんで決めなければらならないのでしょうか?どんな内容にするといいのでしょうか?そんなことを教員は児童生徒に説明できなければならないのではないでしょうか。  「学級目標が一人歩きしている状態や飾りになってい

”仲間を大切にしなければいけない理由”を自分が納得できるように説明できなくて困っています

「なんで仲間を大切にしなければならないのか」 学校の教員として、学校で仲間の大切さを伝えなければならない時があります。中学校生活において多くの人と関わりながら、人格を形成していくためにも仲間を大切にすることというのは、大切な過程であると言われています。  しかし私自身がみんなが思うほど仲間を大切にしなければならない理由を説明することができません。”仲間”ってなんなのか、”仲間”って絶対に必要なのか、”仲間”を無理にでも作らないといけないのかなど、”仲間”を意識すればするほど