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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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2020年3月の記事一覧

①子どもの「したい」は欠かせないー③

「したい」を引き出す先生との出会い”したくない”は「したくない」、幼少期からそう思って、いろんな事をせず、好き勝手生きてきました。 良い意味でも悪い意味でも、そういう子どもの気持ちに強く共感してしまいます。 「どうして〇〇なんてしなあかんねん!」、そう思ってばかりの学校生活でした。 しかし、そう思わない時がありました。 それは、小学校で言えば担任の先生のおかげであり、中学校・高校で言えばその場で関わった先生のおかげであったように思います。 ・あんなに嫌だったマラソン大会が、〇

どうして、今、公立小学校の先生になるのか

「教員なんかになるの?」 僕の進路を言うと数回に一度はこのセリフが返ってきます。 現在、教員を取り巻く環境は厳しいものがあります。ブラック部活にモンスターペアレント、サービス残業という名の過剰労働など、あげたらキリがありません。 そんな状況だとわかっていながら、どうして僕が教員という職業を選ぶのか、その経緯を時系列に沿って話たいと思います。 教員を志すまで 僕が最初に教員を志したのは、高校一年生の文理選択のタイミングです。 僕の家は父が飲み好きだったこともあって、毎

「できる教師」は、勉強させない。

「全然勉強しないので、変わってください。」 突然声をかけられた先輩。休校措置がとられ、僕の学校ももちろん休校している。しかし、どうしても休みが取れず、家庭に一人きりになってしまう低学年の子どもを受け入れてきた。各学年の教師が、自習をしている子どもたちを分担をして見守っている。 僕らの学年が見守り担当になり10分。ある教師が交代を求めてきた。 「どうしても、勉強をしてくれないんです。遊んじゃって。」 ということであった。僕らは、快く引き受けてその子の教室へ。机に突っ伏し