見出し画像

1月8日:今週のアーユルヴェーダ養生

新しい年が明けて1週間。
本日は成人の日になりますね。

元旦と2日、連続して
思いもしない災害と事故を目の当たりにし、
大きなショックとともに
2024年が始まりました。

被災され、今も厳しい環境の中で
耐え忍ばれている多くの方に
心よりお見舞い申し上げます。

実際に被災された方はもちろんのこと
ニュースでその状況を知った人達の中にも、

恐怖や不安、悲しみといった感情で
心がいっぱいになってしまった人が
いらっしゃると思います。

そうした感情に溺れそうになっている時には
手がひとつの癒しになります。

身近な誰かがそうした状況にあるのであれば、
その人の手を握ってあげること、
背中にそっと手を当ててあげること、
背中を優しくさすってあげること、
そんな小さな行為が癒しになります。

手は自分自身を癒すこともできます。
そっと自分の体に手を当てて
大丈夫、大丈夫と念じながら
優しく体をさすること。

これだけでも、
少しは心が安らぐはずです。

アーユルヴェーダのオイルトリートメントは
手を使って行います。

身体に垂らした温かいオイルを手で塗り広げ、
また手で優しく刷り込むことが
ただオイルの浸透を促すだけでなく、
手で肌に触れる、そのこと自体が癒しとなるからです。

日本でも治療のことを手当という言い方をします。
手を当てること、そのことが癒しなのです。

普段はとてもよく働く
ある種生活に必要な道具のように
認識されがちの手ですが、
手には計り知れないパワーが宿っています。

手と手を合わせて祈ること
手と手をつないで協力すること
手の持つエネルギーが使われる行為です。

今週はぜひ、
手のもつエネルギーに意識を向けて
お過ごしください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?