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こどものデザインをカタチに ダンボールゲームセンター

諦めずに描き続ける絵。筆圧の強さが伝わる絵。

「そのような絵に私は惹かれます。」

そう語るのは

【学校で笑われて帰って来る絵を救う!】をミッションに

ECサイトの”ダンボールゲームセンター”を運営している

三浦直子さん。


三浦さんが主催するワークショップに

参加した子どもが描いた絵。

その絵にプロのデザイナーが手を加え

個性豊かなTシャツなどを製作したり展覧会も開催している。



三浦さんは

小さい頃から芸術というものが当たり前に存在する環境で育ち

芸術大学を卒業後、デザイナーやアート活動をしていた。


”ダンボールゲームセンター”を

運営するキッカケになったのは

ふと目に入ったFacebookの投稿。


そこにあった一つの絵。


感動するほどの素晴らしい絵で

投稿者へ絵について質問をすると

投稿した方のお父さんが描いた絵であることが分かった。


「その方は絵描きとして生涯を終えたのだろう。」と思ったが

実際は、小さい頃に「自分には才能がない」と諦め

それから筆を握ることがなかった。


心が打ち砕かれた瞬間だった。


小さい頃から芸術が当たり前に存在する環境で

育ったからこそ経験したことが頭をよぎる。


芸術大学の試験。

石膏像のデッサンを描いた時。

ただ、そこにあるものを写真のように紙に書き写す作業。


自分が好きなように描くと先生に否定されてしまう。


絵が好きで描き続けているのに

その気持ちも否定されたような感覚。


Facebook に投稿されていた

素晴らしい絵を描いた方と自分が重なった瞬間だった。


三浦さんは 、その方との話が終わった後に

「自分には絵の才能がないと思い込んでいる子ども達がいたら

その子達が自信を持って描けるような世の中になればいいな」と思い

”ダンボールゲームセンター”を始めた。


今後、やっていきたいことを三浦さんに質問すると

「子どもが自由にアートができる場を作り
さらに、チルドレンズミュージアムを作りたい。」


三浦さんの話を聞いていると

自分が経験した辛い思いを

子ども達にさせたくないという強い気持ちが伝わってきた。

ダンボールゲームセンターさんの素敵な作品は
ぜひ こちらでご覧ください。
Instagram
https://www.instagram.com/danballgamecenter/

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