【グレフェス】Daアンティーカの使用感

継承率UP期間でDaアンティーカを育成したので、その使用感を書きます。
先に言うと、フェスマスターは出せましたが残留点に届きませんでした。

Plusアピール使えず

今日グレードフェスは参加人数の減少により残留ラインが厳格化し、加点を意識しなければ残留すら難しくなりました。
ランキング上位もチャージアピールの扱えるパラコレ編成ばかりが占めています。

その点、Daティーカは一見Plusアピールが豊富ですが、痒い所に手が届かない条件をしている上、デッキパワー自体が低いと言わざるを得ず、加点しつつフェスマを狙うのは容易ではありません。


編成

摩美々は無凸札と大吉 他は自札2枚

【Good-bye ラブレター】(結華)でデュエットしつつ、思い出アピールでフェスマスターを狙うシンプルな編成です。

【Good-bye ラブレター】のライブスキルはメンタル74%以下でPlusアピールが発動し、さらにデュエットを付与します。また、【唯・唯・寧・詠】(霧子)の思い出アピールは強化アピールであるため、メンタルを削りつつDanceUPを付与できる【秋空ばくちずさんで】(恋鐘)と【はらりひらり結ぶ】(咲耶)を採用しました。
これらは下記のパッシブスキルの発動条件とも噛み合っています。

【リバーシブル・トースト】(摩美々)はメンタルを30%削ることができ、Plusアピールの条件も緩いために採用しましたが、実際はそれよりも唯一自然に使える大吉の方を優先していたので、他の候補も考えるべきかもしれません。

サポートアイドル

パッシブスキルは画像のものを採用しています(特化・Ce育成を除く)。
Da編成でよく見る【そらカラフル、幾千の】に関しては、白バフの回復を嫌って外しましたが、入れていた際目立った弊害はありませんでした。
PRあさひは当然積めません。
【煌・煌・星・娘】(霧子)は金バフは採用しませんが、白バフを後述の理由で採用しています。
後半のバフはライブスキルの付与と合わせてそこそこですが、大吉・短二度の白パッシブが弱く、Da編成がSTEPの2ターン以前のバフを取りにくいことも相俟って初動がスカスカです。

立ち回り

結華のダブルデュエットを狙い、可能な限りDanceUPを付与した状態で思い出アピールを撃ちこむ、というのが基本的な戦術です。
その際【秋空ばくちずさんで】の完凸ライブスキルは非常に強力で、最大でDance200%UPを付与できます。
2Link2Plusを意識してライブスキルを選択しますが、後述の問題が厄介で安定しません。

理想の展開としては、
1ターン目 霧子(1Plus)+被弾
2ターン目 結華でダブルデュエット(2Plus)
それ以降で恋鐘のLinkアピール発動させた上で、思い出アピール(2Link)で〆る動き

1ターン目にCeのライブスキルを使っているのでターン数が嵩む

あるいは、
1ターン目 咲耶の無凸札(1Plus)+被弾
2ターン目 結華のダブルデュエット(2Plus)で霧子を履歴に出す
それ以降で恋鐘のLinkアピール発動させた上で、思い出アピールで〆る動き等があります。

こう見ると少なくとも2Plus1Linkがデフォルトで、上振れ次第で高得点も狙えそうですが、主に2つの問題が浮上します。
付け加えればそもそも火力に難があるのですが、Daティーカに特徴的なものを挙げていきます。

問題点

1つは対面のスピードについていけないことです。
上述のように2ターンかけて準備を整えるわけですが、その間興味値は削られ続けるため、3ターン目から興味操作で盤面に干渉しようにも手遅れなことがほとんどです。

当然2ターン目に大吉を使い、3ターン目以降にデュエットを発動させるような動きも可能ですが、5枠しかない履歴を圧迫してLinkアピールを阻害する上、有効な履歴が出る確率が下がります。
本来5人ユニットのデメリットを緩和するはずのデュエットが、メンタルを減少させた上での2ターン目以降のダブルデュエットという縛りがつくことで、かえって不自由さが増しているのです。
(Viティーカの【鏡界フィクションレイン】も同様の役割を担っていますが、2ターンの間興味0.3倍を付与できるため多少はコントロールが効くように思います)

特に今期(~6.19)は比較的興味値が短いルールでした。
勃興したDa編成に1ターンで半殺しにされるDa審査員、興味操作をされず淡々と擦り減っていくVi審査員、普通に長いVo審査員と、もはやDaティーカの手に負える環境ではありません。

Linkアピールをうちたいだけなのに

とはいえ、全体の興味値が長く、且つDa審査員が長いルールであればDaティーカも活躍できると思います。
稀にグレード7のランキングで見かけるときや、私自身がDaティーカ(結華Ce)で残留点を出せたときもそのようなルールでした。

2つ目は、1ターン目の被弾が安定しないこと。
【Good-bye ラブレター】のPlusアピールを発動させるには、メンタルが74%以下である必要があります。
しかし、1ターン目から使用できる自傷Plusアピールは、霧子も咲耶も20%減少に留まり、審査員からの被弾が必要になります。
そのたった1度の被弾が、Daティーカの救世主かと思われた【一夏・泡沫・ギフテッド】によって阻まれてしまうのです。

1ターン目から発動する【一夏・泡沫・ギフテッド】の金パッシブは注目度100%DOWNの効果をもち、注目度UPで相殺しない限り一切被弾しなくなります。
注目度を合算して100%DOWN以下である場合、メンタルを26%以上減少させるアピールを使わなければ2ターン目に結華のPlusアピール条件(Me74%以下)を満たせません。
そうなると、私の編成ではメンタルを30%減少させるアピールを使うか、初めから結華のデュエットを使う選択をし、Plusアピールを諦めることになります。

注目度DOWNが2つ発動しており被弾は望めない

そのため、当該パッシブを最後に取得して発動の優先順位を下げる、注目度100%UPの効果をもつ【煌・煌・星・娘】の白パッシブを4積みするという対策を講じましたが、依然として安定しませんでした。

もしかして、外すという決断をしなければならないのですか。

安定しないとはいえ効果的

ちなみに、グレード7審査員の影響力231・打たれ弱い3積みで想定した場合、メンタル5028以下であれば、メンタル20%減少アピール+1被弾で
結華のPlusアピール条件が整うはずです。

もちろん、これらの問題はすべてPlusアピールの発動が難しいという我がままに過ぎないのですが、それを無視してフェスマスターを狙うと、冒頭のように残留点に届かないのです。
そもそも、強化アピールとはいえ5倍の思い出アピールではフェスマスター自体が困難ですが……。

代案(結華Ce)

では、どうすればいいのか。
霧子Ce以外の編成となると6倍アピールが可能な結華Ceが思い当たりますが、明らかに【Good-bye ラブレター】はCe担当としてデザインされていません。
Plusアピールのダブルデュエットを使えるのが魅力であるのに、Ceで1ターン目にデュエットを使っても意味がなく、途中で差し込めば履歴がぐちゃぐちゃです。

実は【Good-bye ラブレター】を除いてDaティーカにデュエット札はありませんので、結華をCeに配置した場合、狭苦しい立ち回りを余儀なくされます。
他属性からデュエット札を引っ張ってくることもできますが、今の環境に合っているのかどうか疑問です。

去年使っていた
【縷・縷・屡・来】や【COOL JOKERS】のデュエット札を
採用した編成

あるいは、デュエットに固執せず、全体の興味値が長く、且つDa審査員が長いルールで、長期戦を見据えるのも一つの手だと思います。

【Good-bye ラブレター】実装時
4月頃

スクショを漁ってみると案外結華Ceでそのときの残留点が出ていました。
(今回育成した霧子よりも2000近くステータスが低いのに)
最後の画像については、Wikiで当時のルールを調べたところDa審査員の興味値が短かったようです。もはや何が正解なのでしょうか。

パラコレの影響からか序盤から飛んでくる思い出アピール、強力なDa編成が増えたこと等、当時と状況が変わったことは無視できませんが、もしかして結華Ceの方が扱いやすいのでしょうか。
Ceではない霧子のPlusアピールを気軽に使えるというメリットもありますが、フリーハンドというか、定石とされるような札構成やルートがなく、言及はここまでにします。
ともかく、他のルールでも霧子Ceを試してみないことには分かりません。

これから

いずれにせよパラコレが実装されれば、チャージアピールによって火力面、加点面がともに解決されます。
チャージアピールという報酬のためならば、ダブルデュエットの諸々の不安定さもやむを得ないと割り切ることができます。
しかし、冷静に考えるとPRあさひも積めず、自前の思い出加速もマイコレ霧子のみであるDaティーカは、果たしてチャージアピールを扱えるのでしょうか……。
それに、あらゆる編成にパラコレが配られたとき、それでもDaティーカは生き残れるのでしょうか。

不安は残りますが、今後のDaティーカの動向が楽しみです。
ここまでありがとうございました。


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