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8ヶ月間心療内科に通って思ったこと

夫が、目の前で突然亡くなってから、全く眠れなくなって、お腹も空かない、時々、激しい動悸がするようになったり、手の震えが止まらなくなったり、と、とにかく毎日がクタクタだった。
ご飯も、ほとんど食べれない状態が、2〜3日続いて、自分でも、これはまずいと思って、心療内科に行くことにした
心療内科は、初めてで、今でも、すごく辛いのに診察の時には、起こったことを、話さなくてはいけないのか、と思うと、体調が悪くなるんじゃないか、と不安に思ったけれど、それよりも、とにかく眠れないのが、辛かったので、妹に付き添ってもらって、行ってみた
まだ、お葬式も済んでない時だったけれど、結構、話ができる自分でした
夫が、目の前で亡くなったこと、毎日不安で、仕方ないこと、体調が、悪いことを話したと思います
「そうなるのは、当然です」と言われ、なんとなく、ホッとしたのを覚えています
それから、薬を2種類と、睡眠導入剤をもらって、すぐに飲んだら、効いて、とても気持ちが、楽になりました
精神安定剤って、ありなんだなと、その時とても感じました。それと、同時に、この薬が切れたら、私どうなるんだろう、とも思いました
それから、8ヶ月、2週間に一度、会社帰りに、通うようになりました
去年の11月ぐらいでしょうか、大丈夫かも?と思えるようになってきて、先生に、そろそろ終わりにしたい旨を伝えました
「では少しずつ薬を減らしていきましょう」と、言われ、薬がない生活に不安な気持ちは、この時はまだありましたが、それでも、少しずつ薬を減らしていき、今年の1月には、通院を、終わりすることができました
心療内科という、目に見えない精神的なものを治すところに、以前までは、疑心暗鬼なところがあったけれど、通ってみて、すごく必要だ、と思った
もしなかったら、今ごろ、どうなっていただろうと思う
経験でしか学べない、というけれど、その通りだと思う







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