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時間が経つということ

亡くなって、すぐの頃は、時間が経つのが、遅く感じたが、今は、あっという間に感じる。

何故だろう。
おそらく、"いない"日常に、慣れてきたからだろう
以前は、夢に出てくるのは、生前の元気な頃の夫で、ここ最近は亡くなったこと前提で、行動している私が、出てくる。
これも、自分の中で事実を受け入れた、という事なのか
生前、夫と、たくさん話をしたと思うが、正直、何を話したか、あまり覚えていない
どんなシチュエーションで、どういう姿勢で、話していたのか、思い出せない

今は、下の息子と同居しているが、来年には、就職して、家を出ていくであろう
会社では、一緒に仕事をしてきた人が、先月、定年退職された

人の記憶というものは、時に残酷だ
どんどん消えていく
そうでないと、新しいものに変わらない
インプットとアウトプットを繰り返すことによって、人は成長するらしい
変化を嫌う、特に年を重ねてきた人には億劫なことだ
私も、もう53才。変化をまだ楽しめては、いるつもりだが、これからはどうだろう
年齢にとらわれず、周りの環境に、なるべく興味を持って、人の話をよく聞いて、わからないところは、ググって、知ったかぶりをせずに、好奇心を持つよう

心掛けたい

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