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【中1英語】不規則動詞の過去形:葛飾北斎&松尾芭蕉

自己紹介

葛飾北斎: やあ、若き芸術家たちよ!私は葛飾北斎。浮世絵師にして、『富嶽三十六景』の作者じゃ。90年の人生で、3万点以上の作品を描いたが、まだまだ満足はしておらん。君たちも、日々の学びを重ねることで、自分だけの世界を築いていってほしい。今日は英語という新しい絵の具を使って、君たちの世界をもっと豊かに彩ろうではないか。失敗を恐れるな。私だって、75歳を過ぎてから最高傑作を描いたのだ。君たちにも、無限の可能性がある。さあ、一緒に英語の世界に飛び込もう!

松尾芭蕉: こんにちは、皆さん。私は松尾芭蕉。俳諧師として知られていますが、真の目的は「不易流行」。変わらないものと新しいものの調和を追求してきました。英語も同じです。基本は変わらなくとも、表現は日々新しく生まれる。今日は、その調和を一緒に探っていきましょう。旅を通じて多くを学んだように、英語の学びも一つの旅。家の中にいても、心の旅は出来るのです。窓の外の景色、本の中の世界、全てが学びの種。一緒に、言葉の花を咲かせていきましょう。古池や蛙飛び込む水の音。その音が、君たちの心に新しい世界を開くきっかけになるかもしれません。

なりきり解説

北斎: さて、芭蕉殿。今日は「不規則動詞の過去形」について語り合いましょうか。これは、英語という絵巻物の中でも、とても面白い部分です。

芭蕉: ああ、北斎殿。不規則動詞は、まるで俳句の季語のようですね。規則に縛られず、独自の変化を見せる。そこに美しさがあるのです。

北斎: その通り!例えば、
"I go to the mountain"
(私は山に行く)
という現在形の文があるとしましょう。これを過去形にすると、
"I went to the mountain"
(私は山に行った)
となるのです。

芭蕉: なるほど。「go」が「went」に変化するのですね。まるで蝶が蛹から羽化するように。

北斎: 素晴らしい比喩だ!他にも例を挙げてみましょう。
"I eat sushi"(私は寿司を食べる)は、過去形では
"I ate sushi"(私は寿司を食べた)となります。

芭蕉: 「eat」が「ate」に変わるのですか。まるで俳句の字余りを調整するようですね。

北斎: その通り!不規則動詞は、一つ一つが個性的な絵のようなものです。例えば、「have」は「had」、「come」は「came」、「do」は「did」となります。

芭蕉: 面白い。「見る」を意味する「see」はどうなりますか?

北斎: 良い質問です。「see」は「saw」になります。
"I saw Mount Fuji yesterday"
(昨日、富士山を見ました)というように使います。

芭蕉: なるほど。では、否定文や疑問文はどのように作るのでしょうか?

北斎: それも面白いところです。否定文は「did not」または「didn't」を使います。例えば、
"I didn't see Mount Fuji yesterday"
(昨日、富士山を見ませんでした)となります。

芭蕉: 疑問文は?

北斎: 疑問文は「Did」を文頭に置きます。
"Did you see Mount Fuji yesterday?"
(昨日、富士山を見ましたか?)というようにです。

芭蕉: なるほど。まるで俳句の切れ字のようですね。「Did」が文の調子を整えている。

北斎: その通りです!そして、疑問詞を使う場合は、
"Where did you go yesterday?"
(昨日どこへ行きましたか?)のように、疑問詞を文頭に置きます。

芭蕉: しかし、「Who」で始まる疑問文は少し違うのではありませんか?

北斎: さすが芭蕉殿、鋭い観察眼です。
"Who made this cake?"
(誰がこのケーキを作ったのですか?)のように、「Who」が主語の場合は、そのまま動詞の過去形を使います。

芭蕉: なるほど。不規則動詞の過去形は、まさに「不易流行」の精神を体現していますね。基本的なルールは変わらないけれど、それぞれの動詞が独自の変化を見せる。

北斎: その通りです。この不規則な変化こそが、英語という絵巻物に深みと味わいを与えているのです。若い皆さん、この不規則さを恐れずに、むしろ楽しんでください。それぞれの動詞の個性を感じ取ることで、より豊かな表現ができるようになるのです。

芭蕉: そうですね。この不規則さの中に、言葉の真の姿があるのかもしれません。皆さん、日々の生活の中で、これらの不規則動詞を使ってみてください。例えば、
"I went to school yesterday"
(昨日学校に行きました)や
"I saw a beautiful flower in the garden"
(庭で美しい花を見ました)のように。

北斎: その通りです。練習あるのみ!さあ、若い皆さん。この不規則動詞の世界に飛び込んで、自分だけの英語の絵巻物を描いていってください。

まとめ

松尾芭蕉でございます。今回学んだ「不規則動詞の過去形」について、簡潔にまとめさせていただきます。

  1. 不規則動詞の特徴

    • 過去形を作る際に「ed」をつけるのではなく、不規則に変化する

    • それぞれの動詞が独自の変化をする

  2. 主な不規則動詞の例

    • go → went (行く)

    • have → had (持つ)

    • come → came (来る)

    • do → did (する)

    • see → saw (見る)

    • eat → ate (食べる)

    • make → made (作る)

    • get → got (得る)

    • take → took (取る)

    • give → gave (与える)

  3. 否定文の作り方

    • 「did not」または「didn't」を使う

    • 形式: 主語 + did not [didn't] + 動詞の原形
      例: I didn't go to school yesterday. (私は昨日学校に行きませんでした。)

  4. 疑問文の作り方

    • 「Did」を文頭に置く

    • 形式: Did + 主語 + 動詞の原形 ~?
      例: Did you see the movie last night? (昨夜その映画を見ましたか?)

    • 答え方: Yes, (主語) did. / No, (主語) didn't.

  5. 疑問詞を使った疑問文

    • 形式: 疑問詞 + did + 主語 + 動詞の原形 ~?
      例: Where did you go yesterday? (昨日どこへ行きましたか?)

    • 例外: 「Who」が主語の場合は、動詞を過去形にする
      例: Who made this cake? (誰がこのケーキを作ったのですか?)

  6. 注意点

    • 不規則動詞の過去形は、それぞれ個別に覚える必要がある

    • 否定文や疑問文を作る際は、主な動詞を原形に戻す

以上が、不規則動詞の過去形に関する主なポイントでございます。この知識を基に、皆様が過去の出来事や経験を英語で表現できるようになることを願っております。俳句を詠むように、日々の生活の中で不規則動詞を使う練習をしていただければ幸いです。

練習問題と解説

葛飾北斎: さあ、若き芸術家たちよ。ここからは習得した知識を試す時間じゃ。以下の問題に挑戦してみなさい。

(1)次の動詞を過去形に変化させなさい:go





解答:went

解説:「go」は最も基本的な不規則動詞の一つで、過去形は「went」になります。

(2)She ( ) breakfast at 7:00 this morning. (have)





解答:had

解説:「have」の過去形は「had」です。「have breakfast」で「朝食を食べる」という意味になります。

(3)We ( ) to the museum yesterday. (go)





解答:went

解説:「go」の過去形は「went」です。

(4)I ( ) a beautiful bird in the park. (see)





解答:saw

解説:「see」の過去形は「saw」です。

(5)They ( ) a new car last month. (buy)





解答:bought

解説:「buy」の過去形は「bought」です。

(6)( ) you ( ) your homework yesterday? (do)





解答:Did, do

解説:疑問文は「Did」を文頭に置き、主な動詞は原形「do」を使います。

(7)He ( ) ( ) to the party because he was sick. (not / come)





解答:did not come または didn't come

解説:否定文は「did not」または「didn't」を使い、主な動詞は原形「come」を使います。

(8)The children ( ) in the pool last summer. (swim)





解答:swam

解説:「swim」の過去形は「swam」です。

(9)I ( ) my grandmother two days ago. (meet)





解答:met

解説:「meet」の過去形は「met」です。

(10)She ( ) a beautiful song at the concert. (sing)





解答:sang

解説:「sing」の過去形は「sang」です。

(11)( ) they ( ) the movie last night? (watch)





解答:Did, watch

解説:疑問文は「Did」を文頭に置き、主な動詞は原形「watch」を使います。

(12)We ( ) ( ) any fish yesterday. (not / catch)





解答:did not catch または didn't catch

解説:否定文は「did not」または「didn't」を使い、主な動詞は原形「catch」を使います。

(13)The teacher ( ) us a difficult question. (ask)





解答:asked

解説:「ask」は規則動詞なので、「ed」をつけて「asked」になります。

(14)I ( ) a strange dream last night. (have)





解答:had

解説:「have」の過去形は「had」です。

(15)They ( ) their car in front of the house. (leave)





解答:left

解説:「leave」の過去形は「left」です。

(16)( ) you ( ) the news this morning? (hear)





解答:Did, hear

解説:疑問文は「Did」を文頭に置き、主な動詞は原形「hear」を使います。

(17)She ( ) ( ) to the party because she was busy. (not / come)





解答:did not come または didn't come

解説:否定文は「did not」または「didn't」を使い、主な動詞は原形「come」を使います。

(18)The dog ( ) at the mailman yesterday. (bark)





解答:barked

解説:「bark」は規則動詞なので、「ed」をつけて「barked」になります。

(19)We ( ) a great time at the party last night. (have)





解答:had

解説:「have」の過去形は「had」です。「have a great time」で「楽しい時間を過ごす」という意味になります。

(20)Who ( ) this beautiful painting? (make)





解答:made

解説:「Who」が主語の疑問文では、そのまま動詞の過去形「made」を使います。

よくある質問 (FAQ)

Q1: なぜ不規則動詞は規則的に変化しないのですか?

A1: 芭蕉:不規則動詞は、言葉の歴史の中で独自の変化を遂げてきたのです。それは、俳句が季語を大切にするように、言葉の伝統を受け継いでいるのです。この不規則さこそが、英語の奥深さと豊かさを生み出しているのです。

Q2: 不規則動詞の過去形をどうやって覚えればいいですか?

A2: 北斎:絵を描くときと同じじゃ。繰り返し練習することが大切だ。日常生活の中で使うよう心がけ、例文を作って書いてみるのもいい。また、似た変化をするグループに分けて覚えるのも効果的じゃ。例えば、"sing-sang-sung""ring-rang-rung"のように。

Q3: 否定文や疑問文を作るとき、なぜ動詞を原形に戻すのですか?

A3: 芭蕉:それは「did」が過去を表す役割を担うからです。"I didn't go"(私は行きませんでした)や"Did you see?"(あなたは見ましたか?)のように、「did」が過去を示すので、主な動詞は原形に戻すのです。これは、俳句で「や」や「かな」を使うのに似ています。文の調子を整える役割があるのです。

Q4: 「Who」で始まる疑問文は、なぜ他の疑問詞と扱いが違うのですか?

A4: 北斎:「Who」が主語になる場合、その人物が行った動作を直接表現するからじゃ。"Who made this painting?"(誰がこの絵を描いたのか?)のように、動作主が不明なので、動詞をそのまま過去形にするんじゃ。これは絵画で主題を強調するのに似ているな。

Q5: 不規則動詞の中には、現在形と過去形が同じものがありますが、それはなぜですか?

A5: 芭蕉:そうですね。例えば「cut」(切る)や「put」(置く)などは、現在形も過去形も同じ形です。これは言葉の進化の過程で、音の変化が起こらなかったためです。俳句で「切れ」を感じさせる言葉が、形を変えずに強い印象を与えるのに似ています。このような動詞は、文脈から時制を判断する必要があります。

もっと勉強したい人は・・・

北斎:さあ、もっと腕を磨きたい若者たちよ。ここでさらなる挑戦の機会を用意した。これらの問題に取り組むことで、不規則動詞の過去形をより深く理解できるだろう。

【穴埋め問題】

(1)Last night, I ( ) (dream) about flying over Mount Fuji.





解答:dreamt または dreamed

解説:「dream」は不規則動詞ですが、「dreamt」と「dreamed」の両方の形が認められています。

(2)She ( ) (bring) a beautiful bouquet to the party.





解答:brought

解説:「bring」の過去形は「brought」です。

(3)We ( ) (think) about visiting Kyoto next summer.





解答:thought

解説:「think」の過去形は「thought」です。

(4)They ( ) (not / understand) the teacher's explanation.





解答:did not understand または didn't understand

解説:否定文は「did not」または「didn't」を使い、主な動詞は原形を使います。

(5)( ) you ( ) (feel) nervous before the performance?





解答:Did, feel

解説:疑問文は「Did」を文頭に置き、主な動詞は原形を使います。

【日本語訳問題】

(6)私は昨日新しい俳句を作りました。





解答:I made a new haiku yesterday.

解説:「make」の過去形は「made」です。

(7)彼女は先週富士山に登りましたか?





解答:Did she climb Mount Fuji last week?

解説:疑問文は「Did」を文頭に置き、「climb」は原形のままです。

(8)私たちは昨夜8時に夕食を食べました。





解答:We ate dinner at 8 o'clock last night.

解説:「eat」の過去形は「ate」です。

(9)彼らは先月新しい絵の具を買いませんでした。





解答:They didn't buy new paints last month.

解説:否定文は「didn't」を使い、「buy」は原形のままです。

(10)あなたは昨日の午後、どこで絵を描きましたか?





解答:Where did you paint yesterday afternoon?

解説:疑問詞で始まる疑問文は、「Where did you」の後に動詞の原形を使います。

【英作文問題】

(11)私は昨夜10時間眠りました。





解答:I slept for ten hours last night.

解説:「sleep」の過去形は「slept」です。

(12)彼女は先週末、美しい風景画を描きました。





解答:She painted a beautiful landscape last weekend.

解説:「paint」は規則動詞なので、「painted」になります。

(13)私たちは昨日の朝、早く起きませんでした。





解答:We didn't wake up early yesterday morning.

解説:否定文は「didn't」を使い、「wake up」は原形のままです。

(14)あなたは先月、何回美術館に行きましたか?





解答:How many times did you go to the art museum last month?

解説:「How many times」を文頭に置き、疑問文の形にします。「go」は原形を使います。

(15)彼らは2日前に新しい絵画のプロジェクトを始めました。





解答:They began a new painting project two days ago.

解説:「begin」の過去形は「began」です。

芭蕉:これらの問題を通じて、不規則動詞の過去形の使い方がより明確になったのではないでしょうか。日々の生活の中で、過去の出来事を英語で表現する機会を見つけ、実践していくことをお勧めします。俳句を詠むように、日常の中に英語表現の題材を見つけてみてください。

北斎:そうだ。言葉も絵も、日々の練習あるのみじゃ。失敗を恐れず、どんどん挑戦していくことが大切だ。今日学んだことを基に、自分だけの英語表現の世界を築いていってくれ。さあ、新たな冒険の始まりじゃ!

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