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ミステリー手法による授業作り

 今日は、ミステリー手法による授業作りのワークショップに参加しました。

 そもそも「ミステリー手法」についても全く知らなかったので、グループワークもあると知り、かなり緊張しつつZoomに入りました。

ミステリー手法の授業とは?

 リンク先のページにある通り、ミステリー手法というのはイギリス発祥だそうです。セミナーでは、ドイツの実践例が紹介されていました。

ミステリー手法の授業体験

 Zoomのブレイクアウトルームに分かれ、ミステリー手法の授業を体験しました。
 事前にPowerpointのファイルが参加者に配布され、スライド上にあらかじて置かれているカードを各自で並び替え、矢印で繋げました。

どんな効果があるか。

 温暖化についてのミステリー手法の授業を、実際に大学生でやってみた例では、最初は関心や知識のなかった学生が、最後には温暖化について基本的な用語を使い、論理立てて発表することができていたそうです。
 テーマについて興味や基礎知識を持たせる活動に向いているようでした。

実際にやってみて

 探究学習の導入(プロボケーション)に使ってみたいと思いました。また、最後の振り返りの活動として、どの程度理解が深まったかを確認するのにも使えそうです。
 課題としては、教材研究やカードの準備に、時間をかけて取り組む必要があるとも感じました。
 教材に関連するお仕事をされている保護者に参加してもらって、教材開発をするのも面白いのかもしれませんし、簡単ではないかもしれませんが、例えば高校生が中学生向けのカードを作るなど、子ども達自身で教材を作る活動がもしできたら、とても良い学びなりそうです。

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