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雑貨屋 あるくらし を開くまで⑧2023年の振り返りと2024年の抱負

こんにちは!雑貨屋 あるくらし 店主の絢音です。
雑貨屋 あるくらし は、現在、店舗を持っていませんが、
イベント出店やオンラインストアからスタートした雑貨店です!
こちらのnoteでは、お店の歩みを記録中です!
(雑貨屋 あるくらし についてご興味のある方は、
マガジン「雑貨屋 あるくらし を開くまで」にまとめておりますので、
良ければそちらをご覧ください!)

あっという間に今年もあと数時間!?
大掃除に追われ、おせち料理にてんやわんや、、な
余裕ゼロな大晦日を送っております。
IKEAで棚を買って、雑貨の在庫や備品の整理整頓はなんとか終わり、
ごちゃごちゃとしていた部屋を回復させられ、ひとまずホッとしました。
今回のnoteは大晦日らしく、今年の振り返りと来年の抱負がテーマです。

2023年を振り返って

雑貨屋あるくらしの象徴的のれんを作ったのも今年の1月だなんて!
本当にたくさんの事をさせていただいた1年でした。

2023年は、雑貨屋あるくらしを0から1に作り上げる1年でした。
器用でもなく、社交性や行動力がとびぬけてるわけでもなく、雑貨屋としての経験もほんの少し。
ほとんど、「やってみたい!」という気持ちのみのスタートでした。

昨年の11月24日にnoteを初めて投稿し、自分の中だけにあった、
「雑貨屋あるくらし」の想いを綴ってから、2023年の1年間の目標は、
「小さな事からでも良いから、雑貨屋としての活動をスタートする」事でした。
例えば、
・自分が取り扱いたい雑貨のセレクトをまず見てもらう機会を作る。
・オンラインストアをオープンする。
・新婚旅行で予定しているフィンランドで買い付けに挑戦してみる。 等。
何かひとつでも、まずは「思うだけでなく、行動する」事をスタートしたいと思った1年でした。

頭にある事を外に出す!

ゆっくり、ゆっくり自分のしたい事をご飯を食べながらお話しして伝える。
そんな小さなやってみる。からのスタートです。

ただ、目標を決めたものの、初めての事って、ほんとうに、何をどれからすればいいのか何にも分からなくて、
やるぞー!!という気持ちと、でも、どうしたらいいんやろ~?の
「!」「?」マークを繰り返す日々でした。
一通り、「!」「??」「!」「!?」といった心の葛藤を終え、
気づきました。

それは。。ひとりでは、どうも進められそうにない!!という事でした。

そこで、「ええい!頭にある事を外に出そう!!」と、
自分の頭の中にある事を外に向かって伝える事、からスタートしました。

noteに「雑貨屋あるくらし」の活動をしたいと思った、これまでの半生を
振り返ってみたり。
お世話になっている、個人活動を始めている方に、自分の「やっていみたい事」をお話してみたり。

まず最初にした行動、「頭にある事を外に出す」を実際にした後の事を振り返ると。

・noteにこれまでの事を書く。

noteを初めて1年ちょっと、今回の投稿で32件書き上げる事ができました!嬉しい!

これまでの事をありありと言葉にすることで、書き終えた時、
私って「雑貨屋あるくらし」をほんまに、めちゃくちゃやりたいんや!と、自信を持って思えるようになりました。
そして、まだまだ短い活動期間の中ですが、目の前の事に必死になり過ぎて、軸になる部分から逸れそうになる事も実際あって。
モヤモヤとした気持ちを抱えた時、noteに書いている事を読み返すと、
そうやそうや!と、軸やモチベーションを戻すきっかけにできたように思います。

・自分の「やっていみたい事」を人に話す。

初めてF♭LATさんに行って、今後やってみたい事をお話しさせていただいて、
場所を貸していただけることになった時。有難くて嬉しくて緊張してな1日でした。

誰かに自分の夢のお話をする事、自分の想いを素直に話す事は、
怖くて、ちょっと恥ずかしくて、こういう事をちゃんと言う事も、慣れていませんでした。なので、「やるんだ!」と腹をくくり、逃げないように意識して少しずつ話すようにしました。
幸い、優しい方に恵まれて、皆さんゆっくり聞いてくださって、励ましてくださったり、できるよ!と言ってくださったり、そして、「イベントの場所を貸していただく」という、大きな一歩に繋がる、ご縁をいただいたり。
簡単な事ではないけど、それでも勇気をもって「自分の言葉で伝える」事の大切さを痛感しました。

雑貨屋あるくらしをつくる

・初めてのイベント開催 (3月)詳細:

人生初の主催イベント。何もかも初めてで、でも幸せでがむしゃらな準備期間とイベントでした。

F♭LATさんでイベントをさせていただけることになり、たくさんの方に協力していただきながら、思いを込めていろんな物を作りました。
名刺、のれん、フライヤー、フリーペーパー。
雑貨の仕入れにも初挑戦。
仕入れ先を探して、キッチン雑貨を仕入れたり。
知り合いの素敵な作品を作っている作家さんに声をかけて、ご協力いただき、キッチンに関連する新作も作っていただいたり、感謝しきれない素敵な作品を納品いただきました。
今思うと、イベント開催日を決めた1月後半の頃は、まだ頭の中のイメージしかなく、名刺も雑貨も何もない状態でした。不出来な事、どんくさい事も多々ありますが、それでも、なんとか「雑貨屋」としての活動をスタートする!という夢に向かって行動できた、本当にありがたい、忘れられない最初の一歩でした。
そしてこれまで、「今はその時期じゃない。私にはそんな事できないんだ。」と、自分が本当に1番やってみたい事を避けてきた私にとって、
「雑貨屋あるくらし」として活動している時間やイベント当日の自分自身が、「嘘のない空間で、違和感のない時間」を過ごせた事、ナチュラルな自分自身で居られた事に、純粋に感動しました。
「雑貨屋あるくらし」をこれからも細く長く、素直に、ずっと続けていきたい。と強く思った経験でした。

・フィンランドへの買い付けと3日間のイベント開催(4月、8月)詳細:

ずっと行ってみたかったフィンランド、取り扱ってみたかった雑貨に興奮しながら、
どうやって楽しんでもらおう??を1回目よりも考えられたイベントでした。

今年の4月末にフィンランドへ旅行にいき、そこで買い付けを経験しました。「北欧雑貨のお店」になりたいという訳ではなく、自分が雑貨屋としてセレクトする雑貨の中に、ひとつの要素として北欧雑貨も取り入れたいという想いがありました。せっかくそんな北欧への買い付けチャンスがあるんだったら!と買い付けに挑戦し、イベントを開催させていただきました。
2回目のイベントでは日数に幅を持たせて3日間の開催にしてみたり。オリジナルドリンクを販売してみたり。おはなし会を実施してみたり。
どうやったら足を運んでもらえるんやろう?楽しんでもらえるんやろう?という事を、会場を貸してくださったF♭LATさんにもアイデアをいただきながら、1回目のイベントよりも考える事ができました。
1回目のイベントは、実用性のあるキッチン道具や作家さんの作品、2回目のイベントでは、買い付けた雑貨を取り扱わせていただく事で、今後の雑貨屋づくりのイメージを膨らませる事ができました。
実用性・感性に訴える雑貨の両方をバランス良く取り扱って、
憧れと現実のバランスをとりながら、今ここにある暮らしを楽しめる。
その積み重ねで、「自分だけの、ひとつだけのある暮らし」を作れる。
そんな雑貨屋を作りたいなと改めて思えました。

マルシェに参加!(10月~12月)

出店させていただいたひとつひとつのマルシェが有難くて勉強になる日々でした。

10月~12月に月1・2回マルシェに参加する機会をいただきました。
8月に自主企画のイベント、9月に友人とユニットで活動してるイベントを終え、次どんな事をしていくか、ゆっくり考えていこうかな。と思っていたタイミングで、有難い事に、マルシェに出ない?とお声がけいただきました。

マルシェに参加できるなんて!!!!!!!!!!!!

昨年の私は、「マルシェに出てみたり…なんて事できたらいいけど…そんなの夢かなぁ…」と思っていました。なので、お声がけいただいたとき、
そんな!夢のまた夢みたいな事があるなんて!という気持ちでした。
と同時に、「何を準備していいのか、準備不足としたら、何が準備不足なのか」何が何だか分からない。という正直な分からなさともぶつかりました。
こんな感じなんだろうか?と?マークを頭に浮かべながらも準備を進めて出店。自主企画イベントでは出会えないお客さまや出店者の方々に出会える嬉しさ反面、周りの出店者さんの出店を見て、自分の出店内容が、なんて準備不足やったんだ…と気づき、来ていただいたお客さまに申し訳ない気持ちにもなった事がありました。商品の数やラインナップも、ディスプレイも、告知の仕方もまだまだ自分のアイデア次第で、考えられる事・変えられる事があるんだと、イベント出店を通し気づく事ができ、出店毎に、小さなマイナーチェンジを繰り返す事もできました。
まだまだ駆け出しの雑貨屋あるくらしに、イベント出店のチャンスをくださった方々や、出会った数々のお客さまや出店者の皆さんに大感謝の日々でした。
そして、数少ない出店の中で、出会ったお客さまが「お!」と雑貨を見つけて連れて帰ってくださった事、あの時のイベントで見かけて。と再び来店してくださったりと奇跡のような一瞬一瞬に、毎回きゅうっと胸がいっぱいになりました。

2024年の抱負

「あるくらし」を表現するために手を足を頭を心を動かしまくる1年にしたいです!!!!

2023年は、雑貨屋とてしての活動をスタートさせ、いろんな経験をさせていただき、どうやって・どんな風に出店するのか、どんなお店にしたいのかを、ずっと考えさせていただける本当にありがたい1年でした。

そんな1年を過ごして、2024年どうしたいのかをここ数か月考え続けていて、ようやく抱負を決めることができました。

まず、その抱負の話に入る前に、「あるくらし」という言葉を作ったきっかけに遡ります。

雑貨屋あるくらしの「あるくらし」という屋号、
実は、「雑貨屋を始めたい」と思って作った屋号ではないんです。

自分が今後どんな暮らしをしたいんだろう?と考え続けていた時に、
「あるくらし」という言葉を閃きました。

「あるくらし」とは、

無数の光が灯る世界で、「歩く」ような速度でこそ気づける小さな発見や、
ただそこに「在る」だけで微笑んでしまうような出会いを掬いとり、
ただひとつの「ある」くらしを紡いでいく。

という、ひとつの暮らし方、ライフスタイルなんだ!と思ったんです。

平凡な暮らし
丁寧な暮らし
ズボラな暮らし
、、、
そんな無数のライフスタイルの中に、「あるくらしな暮らし」がある。
そして、私は、「あるくらしな暮らし」を実践したい。と心から思いました。

生きている中で、自分ではどうしようもない出来事に打ちひしがれてしまう事もありますが、
歩み方や歩む速度が変わるからこそ気づく発見があると知る事。
その発見を暮らしに取り入れる楽しみを知る事。
小さなことや、身近なところにも確実に嬉しくなれる自分がいると実感を持って過ごせる事。
それらが少しずつ積み重なって、暮らしの、生きていく希望になっていくんじゃないだろうか?
と、まだまだ短い人生ですが、一生懸命ダサく生きてきて感じました。

そんな暮らし方の選択肢を、
「雑貨屋」という形から表現・共有していきたいと思ったのが、
「雑貨屋あるくらし」のはじまりでした。

なので、雑貨屋あるくらしの今後の活動を考えたとき、
そんな暮らし方を体感して、
家に持ち帰って実感できる、
心身で感じられるような事がしたい。
「取り扱ってる雑貨を使って、暮らしの実験的ワークショップをしていきたい!」という想いが湧いてきたんです。
「暮らしの実験的ワークショップ」ってなんやねん!?という感じですが、
暮らしの中に思う、
・小さなやってみたいが叶う。
・小さなモヤモヤが解決する。
事を、セレクトした雑貨を実際に使いながら、集まるみんなで実験をするように楽しめるイベントができたら良いなと思っています。
2024年は、
そんなイベントを開催できるように動く事!
そして、イベントのアイデアになるような暮らしの実験を自分自身が実践しまくる事!
あるくらしを表現して共有できるように文章を継続して書いていく事!
が目標です。
実は来年が20代ラストの1年となります!30歳を前に、ちょっとストイックに、だけど楽しみながら実践!実践!実践!ができるように進んでいきたいと思います。

2023年、雑貨屋あるくらしのnoteを見つけて、貴重な時間を割いて読んでいただきありがとうございました。
2024年も引き続き、noteを更新していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

店主 絢音


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