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「側弯症」の新事実!背骨の捻れは自然発生して、運動効果の邪魔をする!


【はじめに】

側弯症のための体操教室

あるくん歩行体操教室、姿勢トレーナーの東 史(アズマ フミ)と申します。

側弯症治療の目的は、背骨を少しでも真っ直ぐ改善することですが、私の教室では、背骨を左右前後に、動く元の背骨にすることを目標としたトレーニングをおすすめしています。

西洋医学が、重要と考えていない筋肉に焦点をあてて、内臓を元気にできる空間を作ること、内臓スペースの改善と歩行のための体軸完成を目標に運動指導をしています。


側弯症について

側弯症とは、背骨が左右に弯曲または回旋した状態です。

脚長差とは、側弯症など背骨の歪みや骨盤の歪みによって、片側に負荷がかかることで起こる左右の脚の長さの違いです。

別々の問題と考えられている方もいらっしゃいますが、当教室では、側弯症は必然的に脚長差を伴うと考えています。


【回旋と背骨の捻れ】

背骨自体の捻れの存在

側弯症の問題の発生は三次元で、説明が難しいのですが、「背骨の弯曲の影響で体全体が回旋していること」と別に、「背骨自体が絞った雑巾のように捻じれた場所があること」が、ずっと気になっていました。

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