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オンラインサロン【ビサイド@ユウ】がめざすもの(その1)

国際共創塾が、満を期して始める新しい国際協力キャリア戦略支援サービス【ビサイド@ユウ】について、その概要とめざすものについて連載記事として、いくつかの重要なポイントをのべていきたい。

オンラインサロン【ビサイド@ユウ】の目的

1.グローバル人財養成のための道場として

まず最初に断るべきは、【ビサイド@ユウ】は単なる国際協力キャリア戦略支援塾ではないということである。国際協力の分野を仕事にするということは、あくまで手段であって目的ではない。

そもそも国際共創塾は、異なる文化や背景を持つ多様な人びとと共に未来をのしあわせを共に作っていくことができるソーシャル・チェンジエージェントあるいは共創コーディネーターの養成である。

国際協力の現場は、個人個人の共創の能力の有無が顕著に表れやすい。わたしはさいわいにして、国際協力の現場で日本を代表するような素晴らしい開発コンサルタントのシニア・ミドルの先達と共に働く機会を得た。

むろんひとりで完璧な人間はいない。しかし、業務を通じて知り得た先達は能力が突出していただけではなく、あまりに人間的に魅力的で一緒にいて楽しいひとたちであった。

2.Z世代にX世代以前の人間の価値観と経験を継承する場として

Z世代は、デジタルネイティブであることをベースにして、1.一位にこだわらない、2.ボーダレスであることを特徴にしているといわれている。特に、生まれながらにしてボーダレスであるということはそれ以前の世代に比べて、比類のない特徴であると思われる。

わたし自身ふりかえってみても、若い仲間と話していて、自分たちの世代が10年以上もかけてやっとたどり着いた境地が、彼ら彼女らにとって当たり前の常識となってしまっていることを知って愕然としたことが何度かあった。

それほどまでに世の中の移り変わりは激しく、常識だと思われていたことそのものが急激に書き換えられている時代に生きていることを理解する必要がある。

そんな中で、【ビサイド@ユウ】がオンラインサロンとして成立するためには、国際協力キャリア支援を必要とする就活生やキャリアチェンジを考えている社会人が塾生として存在するだけでは不十分である。

つまり、国際協力という大まかな枠組みはあるにせよ、共創ができる人財がシニア、ミドル、ヤングと老若男女つどい、ともに刺激を与えあってともに成長できる場そのものでなくてはならない。

ここでは、国際協力キャリアを目指す人たちを支援するという目的以上に、人として楽しく学びあえるということに重点がおかれるべきである。

むろん、あるべき論よりも実際にどうあるのかの方が重要である。あくまで塾長であるわたしが願っていることである。しかし、わたしがこれまでつちかってきた仲間との関係性は、十二分に、この構想の実現の可能性を裏付けてくれると思う。

まとめ

今回の記事のまとめとして、【ビサイド@ユウ】は、単に国際協力キャリア戦略支援塾なのではないことを強調したい。

まず一番目に、グローバル人財、特にわたしが一番重要だと考えるソーシャル・チェンジエージェントあるいは共創コーディネーターの育成を担うものであること。

二番目に、わたしがふれてきた上記の人財のロールモデルであるシニア・ミドルの開発コンサルタントの知識と経験をZ世代あるいはα世代に向けて継承していく学びあいの場そのものであること。

師弟関係を否定するわけではないが、基本的には仲間としてつどい学び高めあう場として【ビサイド@ユウ】は存在したいと考えている。そのために国際共創塾として何ができるのか。あなたと一緒に考えていきたい。

(この項、了)

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