見出し画像

【オンライン】第三舞台論とソーシャル・チェンジエージェント-国際共創塾の源流【その3】「地域開発要諦(3つのポイント)」

【オンライン・ズーム対応、ワンセッション90分です】

国際共創塾・開塾プレイベント第1弾
―その源流を3つのクレドから読み解く―

第3回 「地域開発要諦(3つのポイント)」
~第三舞台論とソーシャル・チェンジエージェント~
2020年10月27日(火)20:00~21:00(本編)

<お伝えしたいこと>

★ソーシャル・チェンジエージェントとは。
★イノベーション普及論と共創の「第三舞台」論
★地域開発要諦(3つのポイント)
★なぜ、いま「地域開発と参加」を考えなければならないのか。

申し込みはこちらからお願いします。https://prekyousou20201027.peatix.com/

【内容説明】

みなさん、こんにちは。
わたしのセミナーに興味と関心をもっていただきありがとうございます。国際共創塾・塾長の柴田英知です。

国際共創塾では、「地域研究」×「地域開発」×「共創の場づくり」をキー・コンセプトにグローバルな視野でホーリスティックに地域の課題に取り組む仲間づくりのための、さまざまなコンテンツを提供していきます。

今回は、2021年4月の開塾に先立ち、プレ・セッションとして、3回にわたり、わたしのキャリアの3つの柱である「地域研究=アカデミックバックグラウンド」、「地域開発=実務家としてのバックグラウンド」、「共創の場づくり=開発民俗学の提唱」について、連続講義をおこないます。

対象者は、国際協力やグローバルに世界で活躍したい方、日本の地域づくりにがんばっている方、高校生からシニアまで経歴、バックグラウンド、老若男女をとりません。自分がまさに生きているこの地域において、なんらかの形で主体的にかかわろうとしている仲間の参加を歓迎します。

第3回目は、第2回目で語った開発コンサルタントとして国家計画やコミュニティ開発にかかわる中でたどり着いた地域共生の技法「開発民俗学」の提唱と、共創の具体的なあり方を示す「第三舞台論」と「ソーシャル・チェンジエージェント」について語ります。その中で、「地域開発と参加」にこだわる意味と意義を語ります。

1.ソーシャル・チェンジエージェントとは、E.ロジャースが体系づけたイノベーション普及論で語られる二つの異なる組織をつなぐチェンジエージェントの概念を元に、その社会的な役割に着目したものです。

2.第三舞台論では、ロジャースのふたつの異なる組織をチェンジエージェントがつなぐという普及モデルに関して、実はそれぞれの組織におのおのチェンジエージェントが存在することを指摘し、ふたりのチェンジエージェントがもともとの組織とは別の「第三舞台」という場をつくることを明らかにしました。

3.地域開発要諦(3つのポイント)とは、わたしは国内外の地域開発の事業にかかわる中で、個人の行動指針としてまとめた3つのポイントです。これは社会人とくに専門家として自己研鑽をするうえで参考になる指針ともいえます。国際共創塾は、評論家や批評家を育てるところではありません。みずから課題を発見し仲間と協力しながら解決に努める実務家を要請するためのプロフェッショナルスクールです。

4.地域開発と参加にわたしがこだわる理由は明白です。自分がいようといまいと、現実の地域は変わっていく(これを開発といいます)。その中で、みずから生きている地域にどのようにかかわっていくのか(それを参加といいます)、つまり自分が生きている地域にどうかかわっていくのか、これは万人にとって共通の課題だと思います。

結論を先にいうと、自分が生きるこの社会にどのようにかかわっていくのか、自分だけではできない社会課題にどのように他の人々と、ともに立ち向かっていくのか。そのために「共」に何かを「創」りだしていくための具体的な知恵と技法について、互いに学びあう場が、国際共創塾であり、われわれが目指すのが、「ソーシャル・チェンジエージェント」そのものです。

おそらく言葉にすれば、わたしが伝えようとすることは、簡単にきこえるかもしれませんが、その簡単なことを言葉にするのに、「地域研究(第1回で言及)」と「地域開発(第2回で言及)」の分野での30年間におよぶ研鑽が必要でした。

第1回と第2回でお話しする内容にも、関連していますので、ぜひあわせてお楽しみください。

第1回 「知は力なり、ただし開かれたものでなくてはならない」
~アラブ・イスラーム学徒として湾岸戦争のときに考えたこと~
2020年10月13日(火)20:00~21:00(本編)、21:00~21:30(質疑応答)
https://prekyousou20201013.peatix.com/

第2回 「人と人をつなげることによりモノと情報がながれる」
~「歩く仲間」20年の軌跡、国際協力の現場で考えたこと~
2020年10月20日(火)20:00~21:00(本編)、21:00~21:30(質疑応答)
https://prekyousou202010020.peatix.com/

この3回で、わたしの3つの柱(「地域研究」×「地域開発」×「共創の場づくり=開発民俗学」)をベースにした、わたしが考える「共創」のあり方と、「国際共創塾」が、どこへ向かおうとしているのか、時系列をおって追体験していただけるかと思います。
単発でも連続でも楽しめる塾長講義、ぜひお気軽にご参加ください。

<定員>

各回定員99名まで。(わたしを入れて100名までのため)

【講師のプロフィール】

国際共創塾を主宰している柴田英知と申します。
大阪外国語大学でアラビア語を学び、開発コンサルタント会社で東京をベースに、JICAなどの政府開発援助(ODA)の仕事を16年、国際協力NGOで1年働いてきました。国家計画の立案、円借款による大規模な国づくりの社会基盤整備から住民組織によるコミュニティ開発まで幅広い実務経験があります。専門は、地域開発と参加です。国内外の地域づくりについて開発民俗学の方法論をつかって研究・実践しています。

⇒ 国際共創塾のコミュニティとして、フェイスブックで公開グループを運営しています。「国際共創塾-グローバルキャリア支援と地域開発(https://www.facebook.com/groups/ArukuNakamaNet)」

【自己紹介】
・柴田英知、1970年生
・愛知県在住
・大阪外国語大学1992年卒(アラビア語専攻)、名古屋市立大学大学院2019年卒(人間文化研究科)
・前職:国際開発コンサルタント会社(社会開発コンサルタント)、国際協力NGO(研修スタッフ)
・現在:共創コンサルタント、セミナー講師、グローバルキャリア支援

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?