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いよいよ2日後開催!鴨台盆踊り!─軌跡を振り返る─


いよいよ今週!

 今年も盆踊りの季節がやってきました。今回の鴨台盆踊りは昨年に引き続きオンラインでの開催です。昨年と違う点は鴨台盆踊り史上初の対面とオンラインのハイブリッドへの挑戦です。今回はポスターにも記載されている4つの企画を準備しています(画像1、2)。

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(画像1,2:第11回鴨台盆踊りポスター)

 今年のキャッチコピーは「シン・エンに臨むが如し」です。本来は「深淵に臨むが如し」という言葉で、意味は非常に危険な立場にあることです。その「深淵」を「シン・エン」としたのにはコロナ禍という危険な環境であっても、私たちは新しい価値の創造に挑戦していくという思いを込めた理由があります。シンであれば「新・真・深」などの漢字が当てはまります。を意味しています。エンには「円・縁・宴」というみんなで輪になって、これは今までにない盆踊りの運営・実践を通して、ニューノーマルな価値をつくるという願いが込められています。そのため、運営側もプロジェクトの垣根を超えて盆踊りの準備を進めています。
 今回11回目となる鴨台盆踊りですが、この記事ではその軌跡を振り返っていきたいと思います。


鴨台盆踊りの歴史

 鴨台盆踊りの第1回は2011年の夏に東日本大震災における犠牲者に追悼の意を込めて、40年ぶりに再開されました。最初は「みたま祭り」という名前でした(画像3)。そこから徐々に変化していき、今の鴨台盆踊りになりました。変化してきたのは名前だけではなく、参加者の人数も増加してきました。第5回から2,000人、3,500人、4,500人と次第に増えていきました。一昨年、2019年の第9回目は過去最多の約6,700人の来場者を迎えました(画像4、5)。第9回は新8号館の改修工事の影響で会場が縮小された状況で、来場者数を増やしました。盆踊り前の実演タイムで、ダブルダッチサークル鴇縄や大正大学吹奏楽団のパフォーマンス、休憩時間には鼓友の方々による太鼓の演奏が行われました(画像6)。このように、盆踊りの活動全体が進化してきたことが来場者を増やしてこられた理由だと思います。

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(画像3:第1回みたま祭りの様子)

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(画像4:第9回鴨台盆踊りの様子①)

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(画像5:第9回鴨台盆踊りの様子②)

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(画像6:第9回鴨台盆踊りの様子③)


鴨台盆踊りの歩み

 私が入学した2018年の鴨台盆踊りは、屋台が当然のようにありましたが、最初の方は出店数も少なかったようです。大正大学のイベントとして鴨台盆踊りを「楽しもう!」という風潮が徐々に浸透してきた気がします。私たちがイメージする盆踊りだけではなく、第7回はAKB48の「365日の紙飛行機」や「恋するフォーチュンクッキー」、第8回は「ダンシング・ヒーロー」といった曲を踊りのラインナップに入れて踊りました。大学生らしい盆踊りをコンセプトにした盆踊りが実施されました。
 大学生だけではなく、子供や地域の人々でも楽しめるような屋台が、第3回盆踊りあたりから開かれていました(画像7、8)。また地域の方々だけではなく、各地の「盆オドラー」と呼ばれる方々も参加してくれるようになりました。鴨台盆踊りの知名度が第6回を境に、次第に増えていきました。その理由も地域での広報活動やリサーチ活動が身を結んだ結果だと思います(画像9)。

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(画像7:屋台で遊ぶ子ども達)

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(画像8:第3回盆踊りの屋台の様子)

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(画像9:地域への広報活動様子)

 第10回は時代に合わせたオンライン形式の鴨台盆踊りを開催しました。YouTube Liveでは3,330人、Zoom参加者は371人と合計3,701人が視聴、参加していただきました。オンラインでの開催であったため、実行委員は想像以上に苦労したけど、開催したいという思いは薄れることはなかったそうです。その思いが届いたのか多くのメディアに掲載され、テレビやラジオで放送していただきました。オンラインならではの取り組みとして、関西の盆踊り団体「スターダスト河内」さんとのコラボ、クイズ大会、歴代担当教員の座談会などの様々なイベントが行われました(画像10)。

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(画像10:第10回オンライン盆踊りの様子)

・座談会のアーカイブは下記のURLの「特集記事」から見ることができます。
https://www.tais.ac.jp/contribution_society/opc/ohdai_bonodori/index/2020/


第11回 鴨台盆踊り!

 進化を続けてきた鴨台盆踊りは今回も新たな挑戦をします。初のオンラインと対面のハイブリッド開催、「すがもプロジェクト」とのコラボ、昨年に引き続き「スターダスト河内」さんに加え、「ケアマネ音頭普及会」さんの参加など多くの企画を用意しております。鴨台盆踊りはオンラインになっても新しいことを取り組み続けます。
 当日は13時から開演、盆踊りが始まる時間は16時半からです。観覧は「鴨台盆踊り」のYouTubeLiveからできますので、是非ご視聴お待ちしております!


・鴨台盆踊りSNS紹介
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画像提供
大正大学HP 鴨台盆踊り
https://www.tais.ac.jp/contribution_society/opc/ohdai_bonodori/

記事・清水 塁(メディア班ライター)



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